日焼けでほくろが増えた?悪性のものは注意が必要です!

      2018/06/06

日焼けでほくろが、増えたりすることがあります。

もともとあったほくろも色が濃くなったり、大きくなったりすることもあります。

また悪性のほくろは、皮膚がんの可能性もあり、注意が必要です。

ここでは日焼けとほくろの関係について、まとめています。

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日焼けでほくろが増えた?

日焼け
 

ほくろができる原因には、肌に対する刺激や生活習慣、ストレス、ホルモンバランスなど、いろいろなものがあります。

その中でもほくろができる原因として、日焼けがかなりの割合を占めています。

日焼けをした時には、肌が黒くなります。

この肌の黒さとほくろの黒さは、同じメラニンという色素の色です。

肌は紫外線を浴びることで、メラノサイトがメラニンという色素を生成します。

しかし肌の細胞は新陳代謝によって、常に新しい細胞へと入れ替わっています。

ですから日焼けによる肌の色は、いずれ元の色に戻っていきます。

しかしほくろの黒さは、時間が経っても変わりません。

もちろんほくろも新陳代謝によって、新しい細胞と入れ替わっています。

それにもかかわらず、ほくろの色が黒いままなのはなぜでしょう?

それはメラノサイトが暴走して、メラニンを大量生成しているからです。

このようなメラノサイトの暴走は、日焼けなどで紫外線を浴び過ぎた時に、起こりやすいのです。

これが日焼けで、ほくろが増える原因です。

またもともとあるほくろも日焼けの紫外線の影響で、更にメラノサイトが暴走することがあります。

そうすると元々あるほくろの色が濃くなったり、大きさが大きくなったりします。

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できてしまったほくろは、引っ掻いたり突っついたりなど、刺激を与えないようにして下さい。

紫外線による日焼け以外にも、こういった物理的な刺激も、メラノサイトを活性化する要因になります。

 

悪性のほくろは注意が必要!

ほくろも普通のほくろであれば、見た目が気になること以外は、健康面での悪影響はあまりありません。

しかし悪性のほくろになると、皮膚がんの可能性もあるので注意が必要です。

皮膚がんは最初はほくろのような形で現れ、見た目では区別がつきません。

これがだんだん成長していき、潰瘍などに変化していくのが皮膚がんです。

またもともと普通のほくろだったものが、悪性化して皮膚がんになるケースもあります。

これを区別する方法として、ほくろの大きさを測ります。

良性のほくろはほとんどが5ミリ以下なので、それよりも大きければ皮膚がんの可能性が高まります。

またほくろの大きさが、急激に大きくなっていくような場合も、皮膚がんの可能性が高いです。

形については良性のほくろはほとんどが、左右対称の丸型をしています。

それに対して皮膚がんは細胞が異常増殖していくので、左右対称ではないいびつな形になっていきます。

そして成長すると、中央部が若干窪んだ潰瘍にになることがあります。

次に色ですが、良性のほくろは周りの皮膚との境目が、はっきりとしています。

これに対し皮膚がんは、周りの皮膚との境目がはっきりせず、色がにじんだりしています。

色も均一ではなく、濃淡があるなどの特徴があります。

ここで挙げた特徴はあくまで目安ですので、正確に判断するには皮膚科を受診して下さい。

 

まとめ

日焼けでほくろが増えるのは、紫外線の影響でメラノサイトが暴走し、メラニンを異常生成するからである。

普通のほくろは特に気にしなくていいが、悪性のものは皮膚がんの可能性もあり、注意が必要である。

良性のほくろと皮膚がんは、大きさや形、色などに違いがある。

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