紫外線対策は色の工夫で効果アップ!素材にも注意が必要!
2018/04/19
紫外線対策には長袖の服や帽子や日傘など、いろいろな工夫をされていると思います。
こうした紫外線対策は色の工夫で、効果がアップします。
しかし逆に言えば変な色を選んでしまうと、効果が半減することになります。
また素材によっても、効果は変わってきます。
ここでは紫外線対策の効果と、色や素材の関係をまとめています。
紫外線対策は色の工夫で効果アップ!
紫外線対策をするのに、長袖の服を着たり帽子を被ったり、日傘を差している方は多いと思います。
肌に直接日光が当たらなければ、紫外線を防いでいるという感じがするでしょう。
しかし紫外線は、服などの素材を透過する分があります。
ですから直接肌に日光が当たらなくても、100%は紫外線を防いでいません。
ここで大事になってくるのが、服や帽子、日傘などの素材の色です。
なぜなら紫外線の透過率というのは、色によって変わってくるからです。
紫外線透過率の低い色の服や帽子を選べば、紫外線対策の効果はアップします。
逆に紫外線透過率の高い色を選んでしまうと、紫外線対策の効果は半減してしまいます。
紫外線の多い季節に外出するときは、紫外線対策の事も考えて、服や帽子の色を選んでみてはいかがでしょう。
紫外線対策の効果の高い色はこれ!
紫外線対策の効果の高い色は、基本的に濃い色ほど効果が高くなります。
逆に薄い色ほど、効果は低くなってしまいます。
具体的には、黒、赤、青などの濃い色がよく、白、オレンジ、ピンクなどの薄い色は効果が低いです。
代表的な色として、黒色と白色を比較してみましょう。
黒色は紫外線カット率が約86%あるのに対して、白色は約42%しかありません。
このデータを見ても、倍くらいの差があることがわかります。
夏のような暑い季節は、白色のような薄い色のほうが、清涼感があるので着る機会は多いでしょう。
しかし紫外線対策の観点から見れば、白色では効果は半減してしまいます。
夏に黒い服なんて暑くて着れないという方でも、せめて日傘や帽子くらいは、黒い色のものを選んでみてはいかがでしょう。
紫外線対策の効果の高い素材は?
紫外線対策の効果で、色選びと共に大事なのが素材選びです。
服や帽子なども、素材によって紫外線の透過率が変わってきます。
紫外線対策効果が高い素材としては、紫外線遮断繊維、ビニロン、ポリエステル、羊毛などがあります。
逆に紫外線対策効果が低い素材には、レーヨン、ナイロン、絹などがあります。
紫外線遮断繊維というのはその名の通り、紫外線対策用に開発されたもので、効果は一番高いです。
紫外線カット率の高い色を選んでも、レーヨンのような素材を選んでしまうと、効果が半減してしまいます。
紫外線カット率の高い素材でも、加工の仕方によって目が荒くなっていると、隙間から紫外線が入ってきて、効果は薄くなります。
生地は薄手よりも、なるべく厚いほうが効果は高いです。
紫外線カット率の低い色や素材の服を着たいときは、UVカットスプレーを利用するという手もあります。
まとめ
紫外線は服や帽子の生地を透過するので、色や素材によって紫外線対策の効果が変わってくる。
紫外線対策効果の高い色は黒色などの濃い色で、白色などの薄い色ほど効果は低くなる。
紫外線遮断繊維、ビニロン、ポリエステル、羊毛などの素材が、紫外線対策効果が高い。