日傘は意味ないって本当?紫外線対策の効果を探ります!
2017/02/18
日傘は意味ないと言って使わない人が、あなたの周りにいませんか?
紫外線対対策にちょっと詳しい人なら、そんなことはないと反論したくなるでしょう。
しかし日傘は意味ないというのも、場合によっては正しいこともあります。
ここでは、日傘の紫外線対策の効果を、探っていきます。
日傘は意味ないって本当?
日傘は意味ないと言われると、今まで日傘を使って紫外線対策をしてきた方は、不安になってしまうかもしれません。
しかし正しい日傘を選んで、正しい使い方をしていれば、効果はありますのでご安心下さい。
逆に言えば間違った日傘選びと、間違った使い方をしていれば、日傘は意味ないとも言えます。
また日傘だけでは、全ての紫外線は防げないということも、覚えておきましょう。
この辺も日傘は意味ないと、言っている人の根拠となっている理由なのです。
日傘選びを間違うと意味が無い
日傘も安いものから高い物まで、いろいろな種類があります。
中にはUVカット効果が、低いものも売られています。
例えばレースの日傘は、生地の隙間を紫外線がすり抜けてしまうので、UVカット効果が低いのです。
こういった日傘を選んでしまうと、意味がありません。
それではどんな日傘を、選べばいいのでしょうか?
日傘を選ぶときに、一番重要なポイントはUVカット率です。
できるだけUVカット率が、100%の物を選ぶようにしましょう。
UVカット率99%の日傘も、100%のものとあまり変わらないという、印象を持っているかもしれません。
しかしこの1%の差が、太陽のエネルギーにすると、かなり大きくなります。
ここは妥協せずに、UVカット率100%にしましょう。
次に注意したいのが、日傘の裏地の色です。
紫外線は地面からの反射もあるので、日傘の裏地が紫外線を反射しやすい色だと、その紫外線は差している人の顔に集まってきます。
紫外線の反射が少ない色は、黒などの濃い色です。
できるだけ日傘の裏地の色は、黒などの濃い色にして下さい。
そして遮光率は、直接紫外線対策とは関係ありませんが、涼しく快適に使えるように、高いものを選んだほうが良いでしょう。
日傘の使い方を間違うと意味が無い
紫外線対策効果の高い日傘でも、使い方が間違っていると意味がありません。
まず日傘の寿命について、考えましょう。
日傘も雨傘と同じ感覚で、壊れるまで使い続ける人は多いでしょう。
しかし日傘の寿命は、壊れるまでではありません。
それが何故かと言うと、時間が経てば日傘のUVカット効果は落ちていくからです。
ですから日傘の寿命は、UVカット効果が低下する2~3年くらいが寿命になります。
寿命を超えて使ってる日傘は、意味がないのです。
できるだけ2~3年で新しい日傘に、買い換えるようにして下さい。
そして日傘の差し方でも、紫外線対策効果が変わってきます。
日傘はなるべく、低い位置で差すのが、正しい差し方です。
つまり顔に近い位置に日傘があるほうが、多くの紫外線を防げます。
日傘だけで紫外線対策をしようとしても意味が無い
紫外線は地面などいろいろな物に反射しますので、四方八方から浴びています。
日傘で防げるのは上からの紫外線なので、日傘だけで紫外線対策をしようとしても意味がないのです。
日傘で防げる紫外線量は、全体の約50%程度なのです。
残りの50%はその他の方法で、対策しなければなりません。
ですから日傘の他にも、帽子を被ったり長袖を着て肌の露出を控えたり、日焼け止めクリームを塗るなどの対策は、必要になります。
まとめ
日傘は間違った選び方や、使いたをしていると意味がない。
日傘の選び方は、UVカット率が高いものを選ぶ。
日傘は2、3年でUVカット効果が、低下するので買い換える。
紫外線対策は日傘以外にも、服装や日焼け止めクリームなども併用する。