スーツが雨で濡れたときの対処法!濡らさない対策や足元の工夫とは?

      2020/05/17

スーツが雨で濡れたときの対処法について、まとめています。

濡れたスーツは、匂いや縮み、シワなどの原因になります。

またスーツを雨で濡らさないための対策や、足元の工夫についてもまとめています。

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スーツが雨で濡れたときの対処法

雨で濡れたスーツ
 

予期せぬ雨などで、スーツが濡れてしまうことは、少なからずあります。

しかし雨で濡れたスーツを放っておくと、臭い匂いが発生したり、生地が傷んだりシワになってしまうことがあります。

雨で濡れたスーツは、きちんと対処しましょう。

 

雨で濡れたスーツはまずは、早急に乾かすことが大事です。

濡れたまま放っておくと、雑菌やカビなどが繁殖して、臭いニオイの原因になります。

 

最初は濡れてしまったスーツを乾いたタオル等を使い、軽く押さえながら湿気を取ります。

スーツの生地が傷みますので、くれぐれもタオルで擦らないようにして下さい。

スーツに泥跳ねなど汚れがある場合は、濡れたタオルを押し当てて優しく拭き取ります。

 

後はスーツを風通しのいい場所に陰干しして、乾かします。

扇風機でスーツに風を当てれば、気化熱で早く乾かせます。

スーツを早く乾かそうとして、ドライヤーを使うのは厳禁です。

ドライヤーの熱風は、スーツの生地を傷める原因になります。

 

スーツがビショビショに濡れてしまった場合は、生地がよれてシワができやすくなります。

このシワを伸ばそうとして、アイロンを掛けたくなる方も多いでしょう。

しかし雨で濡れてシワのできたスーツは、ご家庭でアイロンがけをしても、元に戻らないことが多いです。

スーツの素材にもよりますが、ウールの場合は雨濡れでできてしまった粗しわは、ほとんど元には戻りません。

 

このような場合は多少お金はかかりますが、クリーニングに出すのが賢明です。

 

スーツをクリーニングするときは、通常はドライクリーニングをお願いします。

ドライクリーニングは、スーツなど水で洗うと型くずれしたり、縮みや色落ちが気になる服に使われます。

 

ただしドライクリーニングは、皮脂汚れなどはよく落ちる反面、汗汚れは落ちにくいという欠点があります。

もし汗汚れが気になる場合は、店員さんに相談して、ウェットクリーニングなどセットでお願いしましょう。

 

クリーニング方法については、お店による違いもあります。

また新しい技術も、開発されています。

バイオクリーニングなど、頑固な汚れも落とせるクリーニングもあります。

その時にあったベストなクリーニング方法を選択しましょう。

 

スーツを雨に濡らさない対策

雨が降ったら当然、傘を差して濡れるのを防ぐと思います。

しかし傘を差すだけでは、スーツが雨で濡れるのを防ぐことはできません。

特に雨や風が激しい日は、横から雨が入り込んできます。

 

この様なスーツが雨で濡れる対策としては、レインコートを着るといいでしょう。

 

ポンチョなどカジュアルなものは、スーツには合わないので、ビジネス用のシンプルなものを選びます。

 

レインコートを着るのが嫌な人は、スーツの撥水加工や撥水スプレーを使う方法があります。

 

撥水加工とは、生地の表面をフッ素樹脂でコーティングして、水を弾くようにすることです。

スーツを撥水加工しておくと、雨による濡れだけでなく、汚れもつきにくくなります。

 

きちんと撥水加工しようと思えば、やはりクリーニング店で撥水加工してもらうのが、一番確実でしょう。

ただし撥水加工してしまうと、通気性が悪くなるというデメリットもあります。

 

梅雨から夏にかけては、気温も高くなるので、撥水加工すると蒸れるかもしれません。

それが嫌な場合は、袖口など濡れやすい箇所だけに、撥水スプレーを使うという方法があります。

 

撥水スプレーは、材質によって使えないものもあります。商品の説明をよく読んでから、使うようにしてください。

 

スーツの雨の日の足元の対策

スーツを着ている雨の日は、足元が一番濡れやすく注意が必要です。

スーツの裾や靴下や、靴の中まで濡れてしまうことがあります。

傘を差しても、足元はなかなかカバーできないので、対策をしておきましょう。

 

まずスーツの裾には、前項でも紹介した撥水スプレーをしておきましょう。

撥水スプレーは裾の外側だけでなく、内側にもしておくといいです。

スーツの裾に撥水スプレーをしておくと、泥ハネも付きにくくなります。

 

また足元はスーツだけでなく、靴下も濡れやすくなります。

靴下にも撥水スプレーをするといいのですが、足の蒸れが気になる方もいるでしょう。

ですから雨の日は、靴下の代えを用意して、会社で履き替えるようにします。靴は、雨用の物を履くようにします。

 

また通勤中にスーツの裾や靴に、泥跳ねなどの汚れが着いてしまった場合は、なるべく早く拭き取ってください。

スーツの裾は撥水スプレーをしておけば、ウェットティッシュなどで簡単に落とせます。

 

まとめ

雨で濡れたスーツを放っておくと、カビが生えたり生地が痛む原因になる。

雨で濡れたスーツは、乾いたタオルで湿気を取って、風通しのいい場所に陰干しして、なるべく早く乾かすようにする。

シワになってしまって、アイロンでは直らないスーツスーツは、クリーニングに出すのが良い。

スーツは通常ドライクリーニングに出すが、汗汚れがある場合はウェットクリーニングにする。

スーツを雨に濡らさない対策としては、レインコートを着るのが良い。

レインコート以外には、撥水加工や撥水スプレーをする方法がある。

足元はスーツの裾に、撥水スプレーをするといい。

靴下は代えを用意して、会社で履き替えるようにする。

靴は、雨用の靴を履くと良い。

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