会社の昼休みに寝るのはダメ?仕事への効果や昼寝の方法とは?
2019/07/18
会社の昼休みに、寝るのはダメなのでしょうか?
会社や職場の雰囲気で、昼寝ができないところもあるでしょう。
しかし昼休みに寝ると、仕事にいい効果もあるようです。
ここでは会社での昼寝の効果や、方法などについてまとめています。
会社の昼休みに寝るのはダメ?
会社の昼休みに寝る人は、最近増えてきているようです。
これは次項で詳しく説明しますが、医学的にも昼寝の効果が認められているからです。
昼寝の効果が一般的にも、浸透して来てるんですね。
しかしビジネスマナーとして考えた場合、会社の昼休みに寝るという行為は、本当に大丈夫なのでしょうか?
実際に会社の昼休みに職場で寝ていたら、上司に注意されたという人もたくさんいます。
基本的に会社のお昼休みは自由時間なので、寝るのも自由だといえます。
しかし会社という組織に所属している以上は、周りの人に迷惑をかけたり、不快だと思わせる行動は、慎まなければなりません。
ここで寝るという行為が、他人に迷惑をかけたり、不快に思われるのかと、疑問に思われる方もいるかもしれません。
しかし大きないびきをかいて寝ていたりすれば、これは迷惑行為といえます。
またいびきをかかずに静かに寝ていても、人によっては「だらしがない」とか、「仕事の士気が下がる」など、不快に感じる方もいます。
この辺が会社の昼休みに寝ることの是非について、グレーゾーンな部分でしょう。
会社によってはむしろ、昼休みに寝ることを推奨してるところもあります。
こういう会社であれば、堂々と昼寝が出来ます。
しかしそうでない会社は、どうすればいいのでしょうか?
会社の昼休みに寝ることが、許されないような雰囲気の職場であれば、一度上司に相談してみましょう。
しかしたら、すんなりとOKがもらえる可能性もあります。
もし上司にダメだと言われても、次項で説明する昼寝の仕事への効果を説明してみて下さい。
仕事の効率がアップするのならばと、OKを貰える可能性もあります。
それでもダメな場合は、会社のオフィス以外の場所で、昼寝ができる場所を探してみてはいかがでしょう。
私が昔勤めていた会社では、書庫や工作室などで昼寝をしている人が、けっこういました。
ただしその場合は、始業の10分前くらいには起きれるように、携帯やスマホなどのアラームをセットしておきましょう。
もしも午後の仕事が始まっているのに気付かずに、ずっと寝ていたなんてことになったら大問題になります。
昼寝の仕事への効果とは?
昼寝をすることで仕事に、どんな効果があるのかを説明していきます。
まず昼寝は短時間でも、疲労を回復させる効果があります。
午前中に仕事をして溜まった疲労は、昼寝で回復させることができます。
体力の回復に関しては、通常の睡眠よりも短時間の睡眠のほうが、高いというデータもあります。
疲労を蓄積させたまま午後の仕事に望むより、いい仕事ができますね。
疲労物質というのは体だけでなく、脳にも蓄積していきます。
脳に疲労物質が蓄積すると、集中力がなくなり仕事の効率も悪くなります。
昼寝をして脳の疲労物質が取り除かれれば、集中力がアップして効率的に仕事が出来ます。
また寝不足などにより、昼間眠いという人がいます。
これは夜しっかり寝るようにするのが一番いいのですが、とりあえず昼寝をすることで、眠気をふっとばすことができます。
睡魔と戦いながらでは、いい仕事はできません。
このように昼寝をすることで、仕事の効率がアップすることが分かってきて、積極的に昼寝を推奨する会社が増えています。
特にアメリカは進んでおり、昼寝専用の部屋を設置している企業もあるほどです。
その点日本の企業は、まだまだ昼寝の導入が進んでいないといえます。
仕事の効率がアップするのですから、日本の企業も積極的に昼寝を導入して欲しいですね。
会社での昼寝の方法
会社での昼寝で効率よく疲れが取れて、スッキリ目覚めるための方法を紹介します。
まずお昼ごはんを食べる時に、お茶やコーヒーなどのカフェインの入った飲み物を飲んでおきます。
カフェインは摂取してから、30分後くらいから、覚醒効果が出始めます。
起きる時間の30分前に飲んでおけば、スッキリ目覚めることができます。
昼寝の時間は、10~15分程度の短時間でOKです。
ほとんどの会社は、1時間程度昼休みがあると思います。
お昼ごはんを食べた後でも、このくらいの時間は確保できるでしょう。
昼寝は長過ぎると、深い眠りに入ってしまうため、スッキリ目覚めることができなくなります。
そのため長く寝ると逆に、疲労感を感じることもあります。
昼寝はどんなに長くても、20分以内に留めましょう。
昼寝をする姿勢は椅子に座ったままで、背もたれにより掛かるか机に顔を伏せて寝ます。
自分がいちばん楽だと思う姿勢で、寝て下さい。
眠った時に体勢が崩れることがあるので、机に伏せている格好の方がいいでしょう。
横になって寝てしまうと、逆に疲労感が増してしまうこともあります。
会社の中で横になれる場所は、あまり無いかもしれませんが、横にならずに椅子に座った状態で昼寝しましょう。
光や音が気になって、上手く昼寝ができないという方は、アイマスクや耳栓を使ってみて下さい。
もし眠ることができなくても、目を閉じて静かに休むようにして下さい。
眠らなくても目を閉じているだけでも、疲労を回復する効果があります。
そして昼寝から目覚めた後は、窓の外から太陽の光を浴びたり、軽くストレッチなどをして、体を目覚めさせましょう。
スッキリした状態で、午後の仕事に取り組めるようにします。
まとめ
会社の昼休みに寝ると仕事の効率はアップするが、ビジネスマナー的にNGとする会社もある。
昼寝がダメという会社では上司に相談したり、オフィス以外の場所で昼寝できる場所を探すと良い。
昼寝には疲労を回復したり集中力がアップして、仕事の効率を上げる効果がある。
会社での昼寝の方法は10~15分程度とし、椅子に座った状態で寝るといい。