梅雨の季節の傘の手入れは大丈夫?撥水力が復活する方法などを紹介します
2020/07/02
梅雨の季節には、毎日のようにお世話になるのが傘です。
みなさんはきちんと、傘の手入れをしていますか?
傘も使っているうちに、だんだんと撥水力が落ちてきます。
しかし傘もきちんと手入れすれば、撥水力が復活したり長持ちします。
ここではそんな傘の、手入れの方法を紹介します。
梅雨の季節の傘の手入れはどうするか?
梅雨の季節には、ほぼ毎日のように傘を持ち歩くでしょう。
しかし傘を濡れたまま、放ったらかしにしていませんか?
使用頻度の高い梅雨の季節こそ、普段の手入れが大事になります。
まずは普段の手入れの仕方や、取り扱いで気をつけることを紹介します。
傘の生地はなるべく手で触らない
傘の生地の表面は、雨水を弾きやすくすように、撥水加工されています。
傘の生地を手で触ってしまうと、撥水性が落ちる原因となります。
撥水性が落ちるのは、傘の生地に使われてる撥水剤が、脂分に弱いためです。
傘の生地は人間の手の脂や、化粧品、ハンドクリームの脂分が付着しないように、手で触らないようにしましょう。
傘を持ち運ぶときに、生地の部分を掴んでいる人もいますが、きちんと手元の部分を持ちましょう。
また傘をたたむときに、生地の部分を掴んでクルクル回す人がいますが、これもダメです。
ベルトの部分を持って、巻きつけるようにして下さい。
傘の先を地面や床に打ち付けてはいけない
雨が降っていない時に傘を持ち歩くときに、傘を杖のようにして地面や床に打ち付けながら歩く人をたまに見かけます。
また傘の水を落とそうして、床に傘の先を打ち付ける人もいますね。
しかし傘の先を地面や床に打ち付ける行為は、傘の中棒が曲がったり骨が外れてしまうなど、傘を痛める原因となります。
傘の雨水を落とす場合は、傘の開閉をこまめに繰り返して、水を落として下さい。
これをやる場合は、周りに人がいないことを十分に確認してから、行うようにしてください。
使い終わった傘は広げて乾かす
使い終わった傘をそのまま傘立てに立てて、放ったらかしにしてはいけません。
使い終わって濡れた傘は、きちんと傘を広げて乾かすようにしましょう。
使い終わった傘をそのまま放置してしまうと、カビが生えたり雑菌が繁殖して、臭いニオイの原因となります。
乾かすときは天日干しにすると、生地が変色してしまうこともありますので、陰干しにします。
梅雨の季節のように毎日傘が必要になるときは、何本かの傘をローテーションして使い回すようにします。
傘の撥水力を復活させて長持ちさせよう
傘の寿命はだいたい、3年くらいと言われています。
しかし取り扱いの仕方やメンテナンスによって、もっと寿命を伸ばすことも可能です。
特に撥水力に関しては使っていくうちにだんだんと落ちてしまいますが、これもメンテナンスで復活させる事ができます。
まずは傘もけっこう汚れているので、丸洗いしましょう。
雨水は空気中のホコリ等を取り込んで落ちてくるので、けっこう汚れています。
また前項で紹介したように、手で触ってしまった場合は、手の脂分などが付着します。
このような汚れが、撥水力を落としている原因となります。
傘の生地は撥水加工されているので、その撥水剤を落とさないように、洗濯用の中性洗剤を使います。
洗剤を水かお湯で5~10倍に薄め、スポンジなどでよく泡立てて、優しく洗って下さい。
洗い終わったら水やお湯で、洗剤を丁寧に落として下さい。
その後はドライヤーを使って、生地を乾かします。
この時ドライヤーの熱によって、撥水剤の効果が復活します。
これで撥水力が復活しない場合は、すでに生地の表面の撥水剤が、なくなってしまっているかも知れません。
その場合は、防水スプレーを活用してもいいでしょう。
防水スプレーは取り扱い方法をよく読んで、換気などに注意して使用して下さい。
まとめ
梅雨の季節の傘の手入れは、生地はなるべく手で触らない、先を地面や床に打ち付けない、使い終わったら乾かすようにする。
撥水力が落ちた傘でも、丸洗いしてドライヤーの熱をあてるなどのメンテナンスで、撥水力が復活する。