マンションの布団干しはどうすればいい?近所トラブルを回避するには
2020/06/28
マンションでは布団干しが、近所トラブルの原因になることもあります。
また最近では規約で、マンションでの布団干しが禁止されている物件も、増えています。
しかし布団は敷きっぱなしにしておくと、湿気が溜まってカビが生えたり雑菌が繁殖して、不衛生になります。
布団はできるだけこまめに干して、清潔に保ちたいものです。
さてマンションでの布団干しは、どうしたらいいのでしょうか?
マンションの布団干しはどうすればいい?
マンションで布団干しをしていいかは、まず規約をよく確認して下さい。
規約でマンションのベランダの手すりなどに、布団干しをしてはいけないなど決められているはずです。
規約が良く分からない場合には、マンションの管理人さんに、直接聞いてみてください。
マンションによっては景観の問題などで、ベランダの布団干しを禁止している物件があります。
特に高級マンションは不動産価値が下がるという理由で、ベランダでの布団干しを禁止してる物件が多いです。
マンションの規約で禁止されていなければ、基本的には自室のベランダの手すりや壁に布団を干すことができます。
しかし規約で禁止されているのを無視して、勝手にベランダの手すりなどに、布団を干しているマンションもかなりあります。
他の人が、ベランダで布団干しをしているから大丈夫だろうと考えず、きちんと規約を確認して下さい。
マンションなどの集合住宅では、布団干しによる近所トラブルも少なくないので、気を付けなければいけません。
マンションの布団干しによる近所トラブルで、一番多いのは布団を叩くときの音やホコリです。
側の部屋のベランダで洗濯物などが干してある時に、布団叩きをされればいい気持ちはしないでしょう。
マンションのベランダで布団叩きをするときは、周りの部屋に気を使わないと、後々面倒なことになるかもしれません。
後は風などで干してある布団が飛ばされて、落下事故が起きることもあります。
特にマンションの高層の階は危険なので、規約に関わらず布団干しはしない方がいいです。
布団の落下事故を防ぐためには干す時に、布団バサミなどで布団をしっかり固定しましょう。
マンションのベランダから布団が飛ばされると、どこに落ちるか分からず大変危険です。
例えば布団が線路に落下したら、電車を停めてしまうことにもなりかねません。
ヘタすると多額の損害賠償を、請求されることだって考えられます。
マンションのベランダに布団が干せない場合はどうすればいいのか?
マンションの規約でベランダに布団が干せない場合は、一体どうすればいいのでしょうか?
また近所トラブルを避けるために、ベランダに干したくないとい方や、梅雨の時期などに天気の関係で、干したくても干せないということもあるますよね。
このようにマンションのベランダに、布団が干せない場合の対処方法を紹介します。
室内の日当たりのいい場所に干す
ベランダに布団が干せないマンションに住んでいる方で、多くの方が行っている対処法が室内干しです。
ホームセンターなどに行くと、室内用の物干しスタンドが売っています。
室内用の物干しスタンドに布団を掛けて、窓際の日当たりのいい場所に干しましょう。
室内用の物干しスタンドの代わりに、すのこを利用することもできます。
寒い季節や花粉が舞うような季節以外は、部屋の窓を開けて風が当たるようにすると効果的です。
室内では布団たたきの代わりに、布団クリーナーや掃除機でホコリを吸い取りましょう。
布団乾燥機を使う
布団を確実に乾かすのであれば、布団乾燥機の方が便利です。
それに天日干しだと、ダニが布団の内部に潜ってしまうので、ダニ退治はできません。
ダニは60度以上の高温で死滅するので、きちんとダニ退治をしようと思えば、布団乾燥機を使うのが一番です。
布団乾燥機の場合も室内干しと同じように、ホコリは布団クリーナーや掃除機で除去して下さい。
コインランドリーを活用する
布団乾燥機を持っていない家庭は、コインランドリーの乾燥機を活用するという手があります。
コインランドリーの乾燥機では、敷布団のような重たいものは、使えないところが多いです。
しかし掛ふとんであれば、使用できるコインランドリーも多いです。
コインランドリーの乾燥機は空気を循環させているので、布団のホコリもニオイもよく取れます。
ただしコインランドリーを使う場合は、布団の素材の耐熱性やコインランドリーの利用規約などを、よく確認してからにして下さい。
まとめ
マンションのベランダに布団を干せるかは、規約を確認する。
マンションのベランダに布団を付す場合は、近所トラブルや落下事故に十分気を付ける。
ベランダに干せない場合は、室内干しや布団乾燥機、コインランドリーの乾燥機などを利用する。