マンションやアパートの湿気対策!1階角部屋は特に湿気る!

      2018/09/10

マンションやアパートは戸建てに比べ、部屋の中が湿気やすい傾向にあります。

特に1階の角部屋は、他の部屋よりも湿気やすく大変です。

ここでは、マンションやアパートなどの湿気対策について、まとめています。

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マンションやアパートの湿気対策!

アパートやマンションの湿気

湿気ってジメジメした部屋は、カビや結露などいろいろな問題を起こします。

押し入れやクローゼットに、しまっておいた物がカビてしまったり、壁紙を何回も張り替えたりしている人も多いでしょう。

湿気は放っておくと、健康にも悪影響を与えます。

雑菌がカビが繁殖しやすくなり、感染症を起こすこともあります。

カビは繁殖すると、部屋中に胞子を撒き散らします。

カビの胞子を吸ってしまうと、アレルギーや肺炎を起こすこともあります。

部屋に湿気が多いと、ダニも繁殖しやすくなります。

ダニの死骸やフンはハウスダストの原因となり、アレルギーを起こすこともあります。

健康被害を防ぐためにも、しっかりマンションやアパートの湿気対策をしたいものです。

 

マンションやアパートはなぜ湿気やすいのか?

マンションやアパートは戸建てに比べて、湿気やすい理由は何なのでしょう?

マンションやアパートが湿気やすい理由は、まず部屋の間取りにあります。

マンションやアパートは一般的に、気密性が高く窓も少なく、換気がしにくい構造になっています。

例えば南側にベランダがあって、そこに掃き出し窓がある。

そして逆側の北側に、玄関や小窓があるだけという間取りが、かなり多いはずです。

防犯の問題もあって、玄関を開けっぱなしにするのも難しいでしょう。

また通路が狭いアパートやマンションでは、通行の妨げとなるので、玄関を開けっぱなしにするわけにいきません。

湿気って水分を含んだ空気は、重たいので下へと降りてきます。

そのためマンションンやアパートなどの集合住宅では、1階が一番湿気やすくなります。

また角部屋は中部屋に比べ、外気温にさらされる壁の面積が広くなります。

そのため空気が冷やされて、結露しやすくなり、湿気が発生しやすいのです。

実際にどの程度部屋が湿気るのかは、住んでみないと分からないこともあります。

日当たりがいいから、1階の角部屋でも大丈夫だろうと、思ってしまうこともあります。

しかし実際に住んでみたら、北側の押し入れがびしょ濡れなんて事例は、珍しくありません。

湿気やすい部屋を対策をするよりも、もともと湿気にくい部屋に住むほうが、よっぽど楽です。

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今マンションやアパートを探してりる方は、湿気のことも考えて、部屋選びをするようにしましょう。

 

湿気が出る場所を対策する

家の中で湿気が出る場所は、だいたい決まっています。

料理をするときに、お湯などを沸かすキッチンと、お湯を大量に使うお風呂場です。

キッチンやお風呂場には、ほとんど換気扇が付いているはずですので、換気をしっかりしましょう。

換気扇を使うときは、どこかの窓を少し開けて、空気の流れを作ることです。

閉めきった部屋で換気扇を回しても、空気の流れが起きないので、ほとんど湿気対策になりません。

換気扇から一番遠い場所にある窓を開けると、効率よく空気の入れ替えが出来ます。

洗濯物の部屋干しも、かなりの湿気を出します。

部屋を湿気させないためには、基本的に部屋干しはNGです。

やむを得ず部屋干しする場合は、必ず換気をして下さい。

冬に使う石油ストーブや石油ファンヒーターなどの暖房器具も、湿気を出す原因になります。

石油は燃やすと、水と二酸化炭素になります。

それに比べて電気式の暖房器具は、燃料を燃やすことがなく水を出さないので、湿気対策になります。

観葉植物などを部屋に置いておくのも、かなりの湿気を出します。

観葉植物の葉っぱからは、水蒸気が発散されています。

湿気対策のためには、観葉植物は置かないほうがいいでしょう。

 

空気がこもりやすい場所を対策する

部屋の中をいくら換気しても、どうしても空気がこもりやすい場所が存在します。

特に押入れやクローゼットの中は、部屋の中でも湿気やすい場所です。

押し入れやクローゼットはなるべく扉を開放して、中の空気を入れ替えるようにします。

このとき、ただ扉を開けるだけでなく、扇風機などで風を当てると、空気が循環しやすくなります。

またクローゼットや押入れの中には、除湿シートなどの湿気対策グッズを入れておきましょう。

湿った空気は下にたまるので、除湿シートはなるべく下に置くようにすると、効果的に除湿できます。

 

除湿機を活用する

湿気対策で効果が高いのは、除湿機を活用することです。

いろいろな湿気対策グッズがありますが、一番効果が高いのは除湿機です。

除湿機能付きのエアコンで、除湿をするのもいいでしょう。

除湿機があれば、洗濯物の部屋干しもOKです。

除湿機のデメリットとしては、コンプレッサー式は音がうるさいことと、電気代が掛かるなどがあります。

それが気にならないようであれば、一番いい湿気対策です。

 

まとめ

マンションやアパートは気密性が高く、換気がしにくいため湿気やすい。

湿った空気は下に降りてくるので、1階は特に湿気やすい。

角部屋は、外気温にさらされる面積が広いので、湿気やすい。

マンションやアパートの湿気対策は、湿気が出る場所の対策、空気がこもりやすい場所の対策、除湿機を活用することなどがある。

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