湯シャンでフケとかゆみが止まらない?原因と対策を探っていきます!
2019/07/23
湯シャンは髪や頭皮に優しいと、話題になっています。
芸能人の方も実践されており、試された方も多いのではないでしょうか。
しかし湯シャンを始めたら、フケとかゆみが止まらなくなってしまったという方もいます。
ここでは、その原因と対策を探っていきます。
湯シャンでフケとかゆみが止まらない?
湯シャンとはその名の通り、お湯もしくは水だけで、髪や頭皮を洗う方法です。
シャンプーやトリートメントは、一切使わないというのが、大きな特徴です。
なぜシャンプーを使わないほうが、頭皮や髪の毛に良いのでしょうか?
それはシャンプーの洗浄力によって、頭皮や髪に必要な潤いなどを奪ってしまったり、刺激を与えてしまうからです。
頭皮の潤いが奪われれば乾燥して、かゆみやフケの原因になります。
またすすぎが十分でないと、頭皮にシャンプーやトリートメントが残ってしまうことがあります。
これも頭皮を刺激して、フケやかゆみの原因となるからです。
つまりシャンプーを使わない方が、頭皮や髪には必要な潤い成分が残り、頭皮への刺激もなくなり、フケやかゆみも出にくくなるはずです。
それにもかかわらず、湯シャンでフケとかゆみが止まらなくなってしまうのは、なぜなのでしょうか?
湯シャンでフケとかゆみが止まらなくなる原因
湯シャンでフケとかゆみが止まらなくなる原因は、主に3つのことが考えられます。
①洗い過ぎです。
いくら湯シャンといえど洗い過ぎれば、頭皮の潤いを奪ってしまい、フケやかゆみの原因になります。
1日に2回以上湯シャンをしている人は、洗い過ぎといえます。
特に朝の湯シャンは、頭皮を傷める原因になります。
湯シャンは、夜に1回だけ洗うのが理想です。
朝は髪の毛や頭皮に、一番栄養が行き渡る時間帯です。
この時間のシャンプーは、湯シャンといえどやめておきましょう。
②湯シャンの仕方が間違っている
湯シャンの間違った洗い方として、爪やシャンプーブラシで頭皮をゴシゴシ擦ってしまったり、お湯の温度が高すぎるということがあります。
強く擦れば頭皮にダメージを与え、バリア機能が破壊されて、フケやかゆみの原因になります。
バリア機能が低下すれば、ウイルスや細菌なども繁殖しやすくなり、ひどい場合は炎症を起こすこともあります。
湯シャンのお湯の温度は、高過ぎると頭皮の皮脂が溶け出してしまいます。
皮脂が溶け出すと頭皮が乾燥するので、痒みやフケの原因になります。
人間の皮脂は40℃くらいで溶け出すので、湯シャンのお湯は、35℃前後のぬるま湯を使って下さい。
③頭皮の汚れや雑菌が落としきれていない
湯シャンはシャンプーと比べれば、洗浄力が劣ります。
そのため湯シャンだけだと、毛穴に詰まった汚れや雑菌が、落としきれていないことがあります。
頭皮に汚れや雑菌が残ると、雑菌が繁殖して頭皮に刺激を与えます。
それが、痒みやフケの原因となるのです。頭皮に雑菌が繁殖すると、ニオイの原因にもなります。
湯シャンでフケとかゆみが止まらなくなる対策
湯シャンでフケとかゆみが止まらなくなる対策としては、まず皮膚科を受診することをお勧めします。
地肌が荒れてしまっている状態で、自力で対策をしようとしても、上手くは行きません。
その上で湯シャンを続けるようであれば、正しい湯シャンの仕方を心がけましょう。
まず湯シャンの回数は、夕方1回のみとします。
お湯の温度は35℃前後とし、指の腹で優しく頭皮を撫でるように洗いましょう。
そして湯シャン専用のローションを使って、頭皮ケアをします。
湯シャン専用のローションを使えば、湯シャンで洗いきれなかった汚れや雑菌を、キレイにすることができます。
そうすれば湯シャンでも、頭皮や毛穴は清潔な状態を保つことができ、フケやかゆみの対策になります。
湯シャン専用のローションを選ぶ時のポイントは、無添加で原材料が天然成分のものを選ぶことです。
湯シャンでフケやかゆみが止まらなくなる方は、元々地肌が弱いという人が多いです。
地肌の弱い人は、添加物や化学合成した成分が入っていると、それが刺激となって、フケやかゆみが出ることがあります。
また湯シャンは諦めて、頭皮に優しいアミノ酸シャンプーを使うという、手もあります。
アミノ酸シャンプーは、洗浄成分にアミノ酸系の成分を使用しているため、刺激が少なく地肌に優しいという特徴があります。
アミノ酸シャンプーはイメージとしては、普通のシャンプーと湯シャンの中間に、位置する感じです。
普通のシャンプーだと洗浄力が強すぎるけど、湯シャンでは物足りないという人にピッタリです。
まとめ
湯シャンは、シャンプーやトリートメントを使わないため、頭皮や髪に優しい荒い方である。
しかし場合によっては湯シャンで、フケやかゆみが止まらなくなることがある。
その原因は洗いすぎることや、強く擦りすぎたり、お湯の温度が高すぎたり、汚れや雑菌が落としきれていないことである。
対策としては、まず皮膚科を受診すること。
その上で湯シャンを続けるなら、1日に1回正しい洗い方で湯シャンをし、湯シャン専用のローションでケアすると良い。
湯シャンをやめて、アミノ酸シャンプーを使うという手もある。