インフルエンザはお風呂でうつる?子供と一緒でも大丈夫?順番は?

      2019/05/12


インフルエンザに感染したときに、お風呂に入るのを控える方も多いと思います。

しかしインフルエンザは、お風呂でうつるのでしょうか?

また子供と一緒にお風呂に入っても大丈夫かや、入る順番などをまとめています。

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インフルエンザはお風呂でうつる?

インフルエンザ
 

インフルエンザにかかったときに、家族にうつるのを避けるために、お風呂に入らないという人もいるでしょう。

またお風呂に入る順番を、一番最後にする人も多いかと思います。

しかし、インフルエンザがお風呂でうつる可能性は、かなり低くなります。

インフルエンザウィルスが好む環境というのは、温度が低くて乾燥してる場所です。

毎年冬になると、インフルエンザが大流行するのも、寒さと空気の乾燥のためです。

しかし逆にお風呂場のような高温高湿の環境というのは、インフルエンザウイルスが最も苦手とする環境です。

 

お風呂のような湿度が高い場所では、インフルエンザウイルスの生存率が、極端に下がります。

インフルエンザの予防に、部屋の空気を加湿するのもこのためです。

お風呂場の場合は湿度が90%以上になるので、生存率もかなり低くなります。

 

温度に関しては湿度50%以上で32度の環境では、6時間後のインフルエンザウイルスの生存率は0%になるというデータがあります。

湯船のお湯の温度も、ぬるくても32度以上にはなっているでしょうから、ほとんど死滅してしまいます。

このことからインフルエンザがお風呂でうつる可能性は、かなり低いといえます。

 

ただしインフルエンザウイルスが生存しにくい環境といっても、死滅するまでにはある程度時間がかかります。

うつる可能性はゼロではないので、十分注意して入浴する必要があります。

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インフルエンザのときお風呂は子供と一緒に入っていい?

前項ではインフルエンザはお風呂でうつる危険は少ないと話しましたが、それでもインフルエンザに感染している時は、子供と一緒にお風呂に入るのはやめたほうがいいでしょう。

子供がまだ一人でお風呂に入れないのなら、お風呂に入るのは我慢してください。

これは自分がインフルエンザにかかっている場合でも、子供がインフルエンザにかかっている場合でも同じです。

 

お風呂に限らず、インフルエンザの感染者の側にいることが、感染のリスクを高めてしまいます。

子供と一緒にお風呂に入っているときにくしゃみをすれば、インフルエンザウイルスが飛び散って、飛沫感染することがあります。

 

また高温多湿の環境といえど、すぐにウイルスが死滅するわけではありません。

インフルエンザウイルスの付いたものを手で触ることで、接触感染する危険もあります。

 

インフルエンザに感染している時に、どうしてもお風呂に入りたい場合は、感染を防ぐためには必ず一人で入るようにして下さい。

 

 

インフルエンザのときのお風呂の順番

ここまで話してきたように、インフルエンザがお風呂で感染する可能性は低いのですが、感染の危険がゼロではない以上、インフルエンザにかかっている人のお風呂の順番は、必ず一番最後に入るようにします。

 

お風呂に限ったことではありませんが、インフルエンザに感染した人が触った物や場所には、インフルエンザウイルスが付着している可能性があります。

感染者がお風呂に入れば、脱衣所からお風呂場まで触る可能性のある場所には、インフルエンザウイルスが付着しているかもしれません。

 

浴室や脱衣所のドアやシャワーヘッド、蛇口、シャンプーのポンプなど、お風呂に入れば必ず触る場所は要注意です。

またタオルなどを共有してしまうと、インフルエンザがうつる可能性があります。

 

このような、インフルエンザの接触感染を避けるのは、手洗いが有効です。

特に家族内にインフルエンザにかかっている人がいるのなら、こまめに手洗いをするようにしましょう。

 

 

まとめ

インフルエンザも体調が悪いうちは、なかなかお風呂に入る気力も起きないかもしれません。しかし何日もお風呂に入っていねければ気持ちが悪くなり、お風呂に入りたくなると思います。体調が回復してくれば、お風呂に入るのは問題ないので、ここまで説明した注意を守って入浴するようにして下さい。

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