化粧水の代わりになるもの5選!身近なもので肌を保湿しよう!
2020/03/11
化粧水を買い忘れたり、旅行先に持っていくのを忘れたりして、困った経験はありませんか?
そんなときのために、化粧水の代わりになるもの5選を紹介します。
身近なもので、肌を保湿しましょう。
化粧水の代わりになるもの5選!
化粧水は主に角質層に水分を補給して、肌の潤いを保つために使います。
1日2日化粧水を使わなかったからといって、急激に肌が劣化するわけではありません。
もしも近所に化粧水を買えるお店があるのなら、化粧水なしでメイクして、買いに出かけてもいいでしょう。
しかし洗顔した後に化粧水を付けないと、肌が乾燥して耐えられない人もいますよね。
そんな人のために、なるべく台所にあるような身近なもので、化粧水の代わりになるものを探してみました。
お米のとぎ汁
お米のとぎ汁は、化粧水の代わりになります。
台所にお米があれば、簡単に作れます。
通常の美容法として、お米のとぎ汁を使っている人もいるくらいですから、効果はお墨付きでしょう。
お米のとぎ汁には、ビタミン、ミネラル、アミノ酸など、肌にいい栄養が多く含まれています。
保湿効果のあるセラミドやオイル成分、美白効果のあるビタミンC、皮膚の再生を助けるアミノ酸などがあります。
ここでお米のとぎ汁を化粧水の代わりに、使うときのポイントをお教えします。
一番最初のお米のとぎ汁は、使わずに捨てて下さい。
最初のとぎ汁には、お米の表面の汚れなどが、混ざってしまうためです。
一回目はたっぷりの水で手早くお米を洗い、お米が水を吸ってしまう前に、すぐに捨てましょう。
2回目はお米を揉むようにして、よく研いで下さい。
揉みながら研ぐことで、お米のエキスをたっぷり含んだ、とぎ汁ができあがります。
この2回目のお米のとぎ汁を、化粧水代わりに使いましょう。
とぎ汁が濃すぎる場合は、水で薄めて使って下さい。
お米のとぎ汁は日持ちしないので、余っても保管せずに捨ててしまいましょう。
日本酒
お米のとぎ汁で保湿できるなら、同じお米から作られる日本酒でも、保湿できるのではと思いますよね?
その通りで、日本酒も化粧水の代わりになります。
日本酒は発酵させている分、お米のとぎ汁よりもアミノ酸が豊富に含まれています。
そのため日本酒のほうが、肌の保湿効果は高いようです。
しかし日本酒の場合は、アルコールが含まれている点に、気をつけなければなりません。
敏感肌など肌が弱い人は、アルコールが肌に刺激を与えるので、日本酒はそのまま使わない方がいいです。
アルコールは揮発性があるので、普通の人もあまり肌に付けないほうがいいです。
アルコールが蒸発するときに、肌の水分も一緒に奪ってしまい、乾燥することがあります。
日本酒を化粧水の代わりに使うときは、一度煮沸して冷ましてから使います。
煮沸することによって、日本酒のアルコール分を蒸発させることができます。
ミネラルウォーター
ミネラルウォーターは、化粧水の代わりになります。
市販の化粧水が肌に合わないという人の中には、ミネラルウォーターで保湿している人もいます。
ミネラルウォーターには、天然のミネラルが豊富に含まれています。
このミネラルが、肌にいいんですね。
ミネラルウォーターを化粧水の代わりに使う場合は、どんなミネラルウォーターを使うかが、最重要ポイントです。
ミネラルウォーターなら、何でもいいというわけではありません。
ミネラルウォーターは大きく分けて、軟水と硬水の2つがあります。
このうち化粧水代わりに使えるのは、軟水であり硬水はダメです。
硬水はマグネシウムやカルシウムが多いので、肌に付けると逆に乾燥しやすくなります。
化粧水代わりに使えるのは、軟水のミネラルウォーターということを、よく覚えておきましょう。
日本のミネラルウォーターは軟水が多いですが、ヨーロッパは硬水が多いので、注意して下さい。
市販されている軟水のミネラルウォーターは、いろはす、南アルプスの天然水、六甲のおいしい水などがあります。
岩塩水
岩塩水も、化粧水の代わりになります。
岩塩もミネラルをたっぷり含んでいて、保湿効果が期待できます。
精製された食塩は、化粧水の代わりにならないので、注意して下さい。
岩塩は太古の海の水が、何億年という長い年月をかけて、結晶化したものです。
海の水にはほとんど全ての水溶性のミネラルが、含まれているといいます。
その数はなんと、40種類以上です。
しかも太古の海の水なので、汚染もされていません。
作り方は水100ccに岩塩0.9gを混ぜて、0.9%の岩塩水にします。
塩分濃度0.9%という数字は、生理食塩水と同じ濃度です。
生理食塩水は体液の濃度と同じで、キズにもしみません。
肌が弱くてしみるという人は、もう少し薄くしても大丈夫です。
岩塩もピンク岩塩やブラック岩塩など、いろいろな種類があります。
どの岩塩でも化粧水の代わりとして使えますが、一番いいのはクリスタル岩塩です。
クリスタル岩塩は不純物がなく、透明な結晶をしています。
その代りクリスタル岩塩は、値段もちょっと高めです。
それだけ、貴重な岩塩ということです。
ブラック岩塩は硫黄が混ざっているので、ニオイが気になるかもしれません。
温泉なんかでする、卵が腐ったようなニオイです。
硫黄は肌にはいいのですが、ニオイが気になる方にはおすすめしません。
オリーブオイル
オリーブオイルは化粧水の代わりというよりも、保湿アイテムと言ったほうが、正しいかもしれません。
化粧水がない場合に、オリーブオイルで保湿をします。
オリーブオイルには、オレイン酸が多く含まれています。
オレイン酸は人間の皮脂に含まれる成分と同じなので、肌にとても馴染みやすいという特徴があります。
オリーブオイルにはその他に、ビタミンA、ポリフェノール、植物性スクワレンといった美容成分も含まれています。
オリーブ・オイルを使うときは、洗顔後の湿った肌に使います。
肌の水分をオリーブオイルで、閉じ込めるようなイメージです。
パッチテストをしてから使いましょう!
化粧水の代わりになるもの5選を紹介しましたが、使う前にひとつだけ注意事項があります。
それは使う前に、必ずパッチテストをすることです。
やはり肌に付けるものは、合わないと赤みや痒みなどが、出てしまうこともあります。
パッチテストで肌に合わないものは、使わないようにしましょう。
パッチテストは二の腕の内側に塗って、異常が出ないかを確認します
それで赤みなどが出る場合は、水などでキレイに洗い流して、使わないようにして下さい。
まとめ
化粧水の代わりになるものとして、お米のとぎ汁、日本酒、ミネラルウォーター、岩塩水、オリーブオイルの5つを紹介しました。
5つとも保湿効果が期待できて、日常的に使っている人もいるようなものです。
また台所にありそうな物ばかりなので、いざというときには役に立つのではないでしょうか。
後は肌に合わないものは、使わないようにすることだけ、気を付けて下さい。