ウォーキングでうつ病は改善できるのか?その理由と効果的な方法とは

      2017/04/17

うつ病患者は年々増加の傾向があり、厚生労働省の調査によれば、100万人以上になるそうです。そんなうつ病の改善に、ウォーキングなどの有酸素運動が注目されています。

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ウォーキングでうつ病は改善できるのか?

ウォーキング
 

うつ病の治療といえば、抗うつ剤、抗不安薬などの向精神薬により、治療をされている方も多いでしょう。しかし最近になって、この様なクスリの危険性が、問題視されるようになっています。

まずひとつ目の問題は、向精神薬の副作用です。向精神薬には、頭痛、便秘、肥満、眠気、口や喉の乾き、感情の喪失、全身硬直、パニック障害、他害行為など、多くの副作用が報告されています。

さらにアメリカで行われた調査によれば、向精神薬の投与によりうつ病が改善した人でも、その後約60%の人が再発したという結果があります。つまり向精神薬では、一時的に改善するだけで、完治していないケースが多いのです。その後さらに向精神薬を投与し続ければ、今度は依存性の問題も出てきます。

そのような背景もあり、向精神薬に頼らないうつ病治療が、求められています。中でもウォーキングなどの有酸素運動が、うつ病の改善に効果があると期待されています。

 

なぜウォーキングでうつ病が改善するのか?

なぜウォーキングでうつ病が改善するのかは、脳内神経伝達物質が関係しています。我々の脳内には様々な神経伝達物質があり、その増減によって感情を大きく左右されます。

神経伝達物質には不安や恐怖を感じるノルアドレナリンや、幸福感を感じるセロトニンなどがあります。ノルアドレナリンの量が多くて、セロトニンの量が少ないと、不安や恐怖で落ち込んだ気分になります。うつ病の人の脳内神経伝達物質が、まさにこの状態なのです。

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しかしウォーキングを行うと、ノルアドレナリンの分泌を減らして、セロトニンの分泌を増やすことができます。不安や恐怖を感じるノルアドレナリンが減って、幸福感を感じるセロトニンが増えるので、明るい前向きな気持になって、うつの症状が改善していくのです。

そもそも抗うつ剤というのも、脳内神経伝達物質の量を調整して、うつの症状を改善する薬です。例えば神経伝達物質の受容体を塞いで、取り込まないようにすることで、セロトニンを増やす薬などがあります。

しかし前述したように、向精神薬には副作用等危険な面もあります。ウォーキングは副作用なしに、脳内神経伝達物質の量が調整できるところが、素晴らしいのです。

 

うつ病を改善するための効果的なウォーキングの方法

うつ病を改善するための効果的なウォーキングの方法として、まず毎日決められた時間に行うようにします。そうすることで、規則正しい生活がおくれるようになります。

うつ病を改善するには、規則正しい生活をおくることも大事です。生活の乱れは自律神経の働きを乱し、うつ病にも悪影響を与えます。

ウォーキングの時間は30分から1時間程度を目安として、自分の体力の限界を超えないようにします。苦しいと感じるのを無理してやるのは、逆効果です。ウォーキングの後に、爽快な気分になることが大事です。

体調の悪い時や悪天候の時には、無理してやらないほうがいいでしょう。ウォーキングを義務だと感じてしまうと、逆効果になります。

外に出るのも嫌というような重い症状の場合は、ウォーキングよりも室内でできる運動から始めましょう。まずは、体を動かすことが大事です。例えば深呼吸をしたり、首を回すといった簡単な運動でもかまいません。

また日光を浴びることでも、セロトニンは分泌されます。ウォーキングに出掛けられなくても、窓のカーテンを開けて日光を浴びるようにしてみましょう。

 

まとめ

うつ病の治療には向精神薬を使うものがあるが、副作用や再発率の高さなどの問題がある。

ウォーキングを行うと、不安を感じるノルアドレナリンが減って、幸福を感じるセロトニンが増えて、うつ病の改善につながる。

ウォーキングは決まった時間におこない、規則正しい生活をおくれるように心がける。

体調や天候の悪い時は無理せず、爽快な気分になる事が大事。

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