トイレのつまり対処法!原因と防止するためにやってはいけないことまとめ
2019/06/19
昔アパート管理の仕事していたのですが、トイレのつまりで困って電話をしてくる方が、かなりいました。
すぐに業者を呼んで対処してもいいのですが、料金が高いので自分でできる対処法をアドバイスして、解決してもらっていました。
ここではトイレのつまりの対処法や、原因と防止するためにやってはいけないことをまとめています。
トイレのつまり対処法!
トイレのつまりの対処法ですが通常の使い方をしている場合と、異物を流してしまった場合で変わってきます。
通常の使い方をしてる場合には、次に紹介する方法でほとんどのトイレのつまりは、解決することができます。
トイレのつまりの対処を業者に依頼してしまうと、数千円から数万円の費用がかかることもあります。
お金を節約するためにも、業者を呼ぶ前にぜひ実践してみて下さい。
ラバーカップを使う
トイレのつまり対処法では、一番オーソドックスな方法ですが、効果が大きいのがラバーカップです。
トイレがつまったらまずは、ラバーカップを使って対処しましょう。
私の経験上ラバーカップを使えば、トイレのつまりはほとんど解決します。
ラバーカップは一家に一つは常備しておくと、とても便利なアイテムです。
一応ラバーカップには、洋式トイレ用と和式トイレ用がありますので、自分の家のトイレに合うものを選んで下さい。
ラバーカップは、100円ショップやホームセンターなどに売っています。
ラバーカップを隙間ができないように、トイレの便器の穴に密着させて、押したり引いたりを数回繰り返します。
通常の使い方をしていれば、トイレに詰まっているのは便かトイレットペーパーです。
ラバーカップで圧力が加わることで、詰まっているものが動かされれば、つまりは解消して水が流れていくはずです。
お湯を流す
ラバーカップを使ってもトイレのつまりが解消しない場合は、トイレにお湯を流してみて下さい。
トイレに詰まっているのが便かトイレットペーパーであれば、お湯によって溶けやすくなったり柔らかくなります。
お湯を流した後にもう一度ラバーカップを使うと、トイレのつまりが解消しやすくなります。
お湯を流した後しばらく時間を置くことで、便やトイレットペーパーが柔らかくなり、つまりが解消しやすくなることもあります。
お湯の温度は熱すぎると、配管や便器を傷める原因になリますので、40℃くらいのお湯を使って下さい。
異物を流してしまった場合は業者を呼ぶ
トイレに異物を流して詰まらせてしまった場合は、自分で対処するのは難しいです。
この場合は専門の業者を呼んで、対処してもらったほうがいいです。
自分で便器を外して取り除くということも、できなくはありませんが、素人がやたら便器を外すのは危険です。
特に水回りは失敗すると水漏れをお越し、水浸しになってしまうことがあります。
アパートのような集合住宅では、他の部屋まで被害が及んで、多額の賠償金を取られることだってあります。
自分で対処しようとはせずに、素直に業者に依頼しましょう。
トイレに流してしまう異物で多いのは、洗剤のキャップ類、ボールペン、スマホ、携帯電話、下着、生理用品、タバコ、ライター、トイレットペーパーの芯などです。
特に胸ポケットに入れているものは、前かがみになった時にトイレの中に落としやすいので、気を付けましょう。
トイレのつまりの原因と予防する方法
アパート管理の仕事をしていた経験上、実際にあったトイレつまりの原因と、予防方法を事例を交えて紹介していきます。
トイレットペーパーの代わりにティッシュペーパーを使う
トイレットペーパーを切らしてしまった時、代わりにティッシュペーパーを使ってしまう人は、結構多いのではないでしょうか。
しかしティッシュペーパーを流すと、トイレのつまりの原因になります。
トイレットペーパーは水に溶けますが、ティッシュペーパーはほとんどが水に溶けず、排水管に詰まってしまいます。
トイレには、ティッシュペーパーを流さないようにしましょう。
大量のトイレットペーパーを流す
トイレットペーパーは基本的には水に溶けますが、それでも一度に大量のトイレットペーパーを流した場合は、トイレのつまりの原因になります。
実際にあった事例としては、トイレの床に洗剤をこぼしてしまい、それをトイレットペーパーで拭き取っていたそうです。
拭き取る度にトイレットペーパーを便器の中に入れていき、最後に一気に流してしまったのですね。
この程度ならラバーカップで、トイレのつまりを解消できることが多いですが、やはり大量のトイレットペーパーを流すのはやめましょう。
粗悪なトイレットペーパーを使っている
粗悪なトイレットペーパーには水に溶けにくく、トイレのつまりの原因になるものがあるようです。
特に最近評判が悪いのは、再生紙を使ったトイレットペーパーです。
全てがダメということはありませんが、頻繁にトイレがつまるようであれば、トイレットペーパーが原因である可能性もあります。
試しに、違うトイレットペーパーを使ってみて下さい。
節水対策をしている
水道料金を節約するために、節水タンクにペットボトルなどを沈めて、節水対策をされているお宅は、トイレが詰まりやすくなります。
大をしても小の水で流して、節水対策をしている方も同じです。
トイレに流す水の量が少ないと、見かけ上は便が流れた様に見えても、排水本管にまで流れていないことがあります。
そうすると排水本管の手前で便が止まってしまい、そこでトイレのつまりが起きてしまいます。
トイレの節水タンクの容量は、きちんと便が流れるように、計算して作られています。
トイレのつまりを予防するには、節水タンクにペットボトルなどを沈めるのはやめて、きちんと決められた量の水を流しましょう。
トイレにゴミを捨てる
これも意外と多いのですが、トイレにゴミを捨ててしまう人がいます。
当然ゴミを捨てると、トイレのつまりの原因になります。
アメの包み紙、ガム、タバコなど、気軽に捨ててしまう人がいます。
または人に見られると困るような物をトイレに、流してしまう人もいます。
例えば子供だとテストの点数が悪かったときに、トイレに流してしまったりとか。
その他に実際にあった事例で、一人暮らしの男性がトイレに生ゴミを捨てていて、つまらせてしまった事がありました。
一人暮らしということで、ごみ捨てが面倒くさかったのでしょう。
しかし生ゴミは放っておくと、腐って臭くなってしまうので、トイレに捨てていたということです。
トイレのつまりを予防するためにも、ゴミは絶対に流さないで下さい。
子供のイタズラ
お子さんがいる家庭で多いのは、子供のイタズラでトイレを詰まらせてしまうケースです。
おもちゃやお菓子の容器やスプーンなど、色々な物をトイレの中に、入れてしまうことがあります。
これを予防するには、トイレのドアを開けっ放しにしないことです。
自分でトイレを使える年齢の子供は、イタズラをしないように良く言い聞かせるしかありません。
便秘の硬い便
便秘が酷い方で非常に硬い便をして、トイレが詰まってしまう方がいます。
ある程度は対処法のところで紹介した、お湯とラバーカップを使う方法で、トイレのつまりを解決できると思います。
それでもダメな場合は業者に依頼したほうがいいのですが、この場合は恥ずかしくて業者を呼びたくないという方も多いでしょう。
便は水分を吸収していけば、段々と柔らかくなっていくはずです。
余裕があれば時間をおいて、お湯とラバーカップの対策を何度か繰り返してみて下さい。
しかしトイレがつまるほどの便秘であれば、体の方が心配です。
水分や食物繊維を多く摂るようにして、便秘の解消に努めましょう。
まとめ
トイレのつまりの対処法としては、まずはラバーカップを使ってみる。
それでも駄目な場合は、お湯を流してからラバーカップを使う。
トイレに異物を流してつまらせてしまった場合は、業者に依頼して対処する。
トイレを詰まらせる原因には、ティッシュペーパー、大量のトイレットペーパー、粗悪なトイレットペーパー、節水対策、ゴミを捨てる、子供のイタズラ、便秘の硬い便などがある。
予防策としては、上記の原因を対策していくこと。