留守をするとき雨戸は閉めるべき?防犯上はどうするのがいいのか

      2019/10/21

留守をするとき、雨戸は閉めていますか?

雨戸を閉めていると、留守をしていることが分かってしまうので、逆に空き巣など泥棒に入られやすくなるかもしれません。

防犯上は、どうするのがいいのでしょうか?

スポンサーリンク

留守をするとき雨戸は閉めるべき?

雨戸
 

留守をするとき雨戸を閉めるべきかは、メリットとデメリットの両方があって、一概にどちらがいいとは、言い切れません。

雨戸を閉めたときと、開けておいたときの、メリットとデメリットを考慮して、どちらが自分の家にはふさわしいかを、判断するしかありません。

 

まずは留守のとき雨戸を閉めた場合と、閉めなかった場合で、メリットとデメリットを確認しましょう。

①留守のとき雨戸を閉める

メリット
・窓から泥棒が侵入しづらくなる。

デメリット
・留守をしていることが分かりやすい
・泥棒に侵入された後は、雨戸が目隠しになり物色しやすい。

 

②留守のとき雨戸を閉めない

メリット
・留守をしていることが分かりにくい。
・外から中が見えやすいので、泥棒が侵入した後に物色しづらい。

デメリット
・泥棒が窓から侵入しやすい。

留守のとき雨戸を閉めるか閉めないかでは、上記のようなメリットとデメリットがあります。

雨戸を閉めるときと閉めないときで、メリットとデメリットが逆になります。

しかしそれぞれのメリットにも、穴があることを知っておかなければなりません。

 

雨戸を閉めると窓から泥棒が侵入しづらくなる?

まず留守のとき雨戸を閉めることで、窓から泥棒が侵入しづらくなるというメリットです。

空き巣の約7割は、窓から住宅に侵入しています。

ですから窓を対策することは、防犯上とてもいいことです。

 

しかし雨戸は元々防犯目的で、設置されている物ではありません。

台風などの暴風雨から、窓を守るための物です。

ですから、雨戸の防犯性能はそれ程高くはありません。

泥棒は雨戸を壊して侵入しようと思えば、いくらでも侵入できます。

 

雨戸のない窓に比べれば、雨戸を壊す手間があるので時間稼ぎになり、それなりの抑止効果はあります。

空き巣は侵入に10分以上時間がかかる場合は、侵入を諦めるというデータもあります。

しかし、雨戸を閉めてあるから安全とは言えません。

 

雨戸ではなく防犯用のシャッターであれば、かなり安全度が高まります。

しかし普通の雨戸の場合は、防犯効果を過信してはいけません。

 

雨戸を閉めなければ留守だとバレない?

雨戸が閉まっていたほうが、留守であると分かりやすく、空き巣に目を付けられやすくなる可能性はあります

しかし留守かどうかは、他にも知る手段は、いくらでもあります。

 

例えばポストにチラシを投函しておき、しばらく様子を見ます。

もしポストのチラシがそのままになっていれば、人の出入りがながったことが分かります。

他にも電気のメーターを見たり、呼び鈴を押したりなど、いろいろな方法があります。

 

それに今の空き巣は、犯行の前に念入りに下調べをしています。

緻密な空き巣なら、家族構成や普段の行動パターンまで、調べ上げているかもしれません。

ですから雨戸を閉めなかったからと言って、留守がバレないということではありません。

 

私の家では留守のとき雨戸は閉めません!

この様に留守に雨戸を閉めても閉めなくても、それぞれメリット・デメリットがあるので、どちらいいとは言い切れません。

スポンサーリンク

しかし私の家では、留守のとき雨戸は閉めないようにしています。

 

その代わり窓には、防犯フィルムと防犯アラームを設置しています。

個人的には留守の時は雨戸を閉めずに、窓には防犯フィルムと防犯アラームを設置するのが、一番防犯効果が高いのではないかと思います。

 

まず雨戸を閉めないのは、留守だとわかりづらくするためと、空き巣が侵入したとき、目隠しにならないようにするためです。

そして防犯フィルムを貼ることで、窓ガラスが割れにくくなります。

防犯フィルムが貼ってあるガラスは、金槌で叩いてもヒビは入りますが、侵入できるような穴は、簡単には空きません。

 

さらに防犯アラームは、窓を叩いたときの衝撃を感知して、大音量でアラームを鳴らします。

空き巣は大きな音が苦手なので、大音量でアラームが鳴ったら、泥棒は侵入を諦めざるを得ません。

 

大事なのは外から見た時に、防犯フィルムと防犯アラームが、設置されていることが、分かることです。

ほとんどの空き巣は、防犯フィルムと防犯アラームが設置されている時点で、侵入を諦めてくれるはずです。

 

留守をする時の防犯対策

防犯対策は、家トータルで考えなければ、意味がありません。

例えばいくら窓の防犯対策をしても、勝手口のドアの鍵が開けやすければ、そこから侵入されてしまいます。

ですから留守をするときには、雨戸以外の防犯対策も必要です。

 

照明を点けておく

留守をする時は照明を点けておき、部屋から明かりが見えるほうが、防犯効果があります。

私の家の照明は、タイマーで照明が点けれるので、夕方には照明を点けて、深夜には小さい照明を点けるようにしています。

 

タイマー機能付きの照明がない場合は、小さい照明を点けっぱなしにしておけば良いでしょう。

多少電気代はかかりますが、空き巣に入られることを考えれば、安くすみます。

 

 

ラジオを点けておく

留守をする時はラジオを点けて、音を出しておくことも、防犯対策になります。

空き巣が侵入しようとした時に、中から音が聞こえてくれば、侵入を諦める可能性が高くなります。

 

 

カメラ付きインターホンの設置

照明やラジオの音で留守をごまかしても、インターホンを押されれば、留守がバレてしまうかもしれません。

それを防止するには、カメラ付きのインターホンを設置します。

空き巣は顔を撮影されて、証拠が残るを嫌って、カメラ付きインターホンには、近づこうとしません。

 

 

近所の方への声掛け

家を長期で留守にするのであれば、近所の方にひと声かけておきましょう。

やはり防犯は、近所付き合いがいちばん大事なのかもしれません。

 

郵便物やチラシがポストに溜まっていると、留守をしているとバレます。

留守の間は近所の方に、郵便物やチラシを抜いてもらいましょう。

新聞を取っている場合は、留守の間は配達を止めて下さい。

 

 

 

まとめ

留守のとき雨戸を閉めると、泥棒が窓から侵入しづらくなるメリットはあるが、留守だとバレやすく、泥棒に侵入された後は雨戸が目隠しになり、物色されやすいデメリットがある。

留守のとき雨戸を閉めないと、留守だとバレにくく、泥棒に侵入された後も外から見えやすいメリットはあるが、窓から侵入しにくいというメリットがある。

留守のとき雨戸を閉めるか開けるかは、それぞれメリットとデメリットがあるので、どちらが良いとは言い切れない。

留守の時は雨戸は閉めずに、窓に防犯フィルムと防犯アラームを設置するのが、農繁効果が高いと思われる。

留守のときの雨戸以外の防犯対策として、照明を点けておく、ラジオを点けておく、カメラ付きインターホンの設置、近所の方への声掛けなどがある。

スポンサーリンク

 - 生活 ,