こたつは赤ちゃんに安全か?やけどや事故の危険を考える!

      2019/06/03


寒い冬にはこたつが恋しくなりますが、赤ちゃんには安全なのでしょうか?

火傷や事故の危険もあり、その安全性に付いては注意が必要です。

取り返しの付かないことになる前に、きちんとした知識を身に付けましょう。

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こたつは赤ちゃんに安全か?

こたつ
 

こたつは赤ちゃんに安全かですが、結論から言うととても危険です!

こたつの熱で低温やけどをしたり、脱水症や窒息死などの事故の危険があります。

以下、それぞれについて、解説していきます。

 

こたつで赤ちゃんにやけど!

こたつを赤ちゃんに使った場合、低温やけどをする危険があります。

こたつによる低温やけどのような事故は、大人でも経験してる人がいるほどです。

自分の力で自由に動くことのできない赤ちゃんであれば、こたつが安全でないことが分かるのではないでしょうか。

 

それに赤ちゃんの肌は未発達なので、大人の肌よりも薄く弱いので同じ温度でも、赤ちゃんの方が低温やけどをしやすくなります。

それにプラスして赤ちゃんは、体温を調節する機能も未発達です。

そのため大人がちょうどいいと思う温度でも、赤ちゃんには熱過ぎてしまうのです。

 

赤ちゃんの低温やけどに関してはこたつ以外にも、ホットカーペットや電気敷布、電気毛布、カイロ、湯たんぽ、あんかなどでも、同様に起きることがあります。

特に新生児は寝返りが打てないので、同じ場所が長時間暖められ続けるので、こたつで低温やけどしやすくなります。

基本的に暖房器具で、熱を発して直接体に触れるものは、赤ちゃんには使わないほうが安全でしょう。

 

 

こたつで赤ちゃんに起きる事故

こたつで赤ちゃんに起きる事故として、低温やけどと並んで危険なのが脱水症です。

赤ちゃんは体が小さい分、大人よりもすぐに体が温まってしまいます。

長時間こたつに赤ちゃんがあたっていれば、多量の汗をかいて脱水症を起こしてしまいます。

 

そしてもうひとつ、気を付けなければならないのが窒息死です。

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体の小さな赤ちゃんですから、何かの拍子にこたつの中に入り込んでしまったり、こたつ布団が顔に掛かってしまうこともあります。

自分の力でこたつから這い出たり、布団をどかすことができない赤ちゃんなら、窒息死の危険があります。

 

ハイハイできるようになって、自分で動き回れるようになってからも、こたつは赤ちゃんには安全ではありません。

親がちょっと目を離した隙に、こたつの中に潜り込んでしまうかもしれません。

そのまま長時間気が付かなかったらと思うと、ゾッとしますよね。

 

小さな子供もこたつの使用は注意する

ここまでこたつの赤ちゃんの安全性について、話をしてきました。

しかし、赤ちゃん以外に小さな子供も、こたつは安全とは言えません。

むしろ遊び感覚で自らの意志で、こたつの中に潜り込める子供のほうが、こたつは危険といえます。

 

かくいう私も子供の頃は、こたつの中に潜り込んで、遊んだ思い出があります。

こたつのような狭い空間に長時間居れば、一酸化炭素中毒の危険があります。

こたつの熱さで頭がボーッとしたり、そのまま寝込んでしまえば、かなり危険なことになります。

赤ちゃんと同様に、低温やけど、脱水症、窒息死の危険があります。

 

こたつを使うときは、必ず大人が一緒にいるようにして、子供だけでこたつで遊ばせないようにします。

こういうことはどんなに言葉で注意しても、子供は遊びに夢中になると、忘れてしまうものです。

 

赤ちゃんに適した暖房は?

赤ちゃんに適した暖房は、肌に直接触れる暖房器具は低温やけどの危険があるので、エアコンやオイルヒーターなど部屋全体を温める暖房が適しています。

ただしこの場合も、エアコンの風が直接赤ちゃんに当たらないように、注意しましょう。

 

また暖房を使うと空気が乾燥するので、加湿器などを使って乾燥を防ぎましょう。

赤ちゃんは乾燥にも弱いので、注意が必要です。

できるだけ温度計と湿度計を使って、温度と湿度が一定になるように管理します。

 

 

まとめ

こたつは赤ちゃんには、低温やけど、脱水症、窒息死の危険があり、安全とはいえない。

赤ちゃんの肌は薄く弱く、体温調節機能も未熟なので、大人よりもやけどしやすい。

赤ちゃんは体が小さいので、こたつにあたっていると、脱水症になりやすい。

こたつの中に入ってしまったり、こたつ布団が顔にかかって、窒息死など事故の危険もある。

赤ちゃんの暖房にはエアコンやオイルヒーター、加湿器を使い、温度と湿度の管理をしっかりする。

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