冷凍ヨーグルトのダイエット効果とは?乳酸菌は死なないのか?
2019/03/26
ヨーグルトを凍らせるだけという手軽さもあって、冷凍ヨーグルトは暑い夏にピッタリのスイーツです。
健康にいいヨーグルトということで、ダイエット効果も期待する声がありますが、どうなのでしょうか?
また冷凍するとヨーグルトの乳酸菌は、死んでしまわないのでしょうか?
冷凍ヨーグルトのダイエット効果とは?
冷凍ヨーグルトのダイエット効果としては、まず置き換えダイエットとして活用する方法があります。
昔はやったヨーグルトダイエットも、朝食などをヨーグルトに置き換えるものでした。
冷凍ヨーグルトの場合は、暑い夏に食べたくなるアイスクリームを冷凍ヨーグルトに、置き換えましょう。
暑い夏に冷たいアイスクリームはたまりませんが、やはり気になるのはカロリーです。
高脂肪のアイスクリームなら、カロリーの高いものになると、100gで200キロカロリーを超えるものもあります。
これに対してヨーグルトのカロリーは、脱脂加糖タイプのものでも、100gあたり66.9キロカロリーと低いんですね。
アイスクリームを冷凍ヨーグルトに置き換えれば、100キロカロリー以上摂取カロリーを抑えられます。
さらに冷凍ヨーグルトには、満腹感を得やすいというメリットも有ります。
夏は小腹がすいた時には、アイスクリームやお菓子などを食べるよりも、冷凍ヨーグルトを食べれば、低カロリーで満腹感を得られます。
つまり冷凍ヨーグルトのダイエット効果は、間食や朝食を置き換えることで、期待できるのです。
冷凍ヨーグルトで乳酸菌は死なないのか?
ヨーグルトの健康効果で、カギを握っているのはやはり乳酸菌です。
冷凍ヨーグルトで気になるのは、冷凍して乳酸菌が死んでしまわないかということです。
一般的な家庭用の冷凍庫で、ヨーグルトを凍らせる場合は、冷凍室の温度はだいたいマイナス20度くらいです。
-20度くらいの温度であれば、乳酸菌は休眠状態となって活動こそできませんが、死滅することはありません。
乳酸菌が常温に戻れば、また活動できます。
つまり冷凍ヨーグルトでも、乳酸菌の整腸作用は変わりがありません。
ちなみにヨーグルトに含まれるタンパク質やカルシウムなどの栄養も、冷凍させても変化はありません。
冷凍ヨーグルトの健康効果も、普通のヨーグルトと変わらないんですね
。
冷凍ヨーグルトを美味しく作るコツ
冷凍ヨーグルトを美味しく作るコツを、いくつか紹介したいと思います。
冷凍ヨーグルトは冷凍庫で凍らせるだけなので、誰でも簡単に作れます。
しかし市販のヨーグルトは、元々凍らせて食べることを想定していません。
そのため凍らせすぎてしまうと、硬くなり過ぎて食べづらくなってしまいます。
冷凍ヨーグルトを食べごろの硬さに作るには、30分くらいを目安にして、冷凍庫で凍らせるよにして下さい。
そうすればスプーンが、サクッと入るくらいの食べごろの硬さになっています。
冷凍庫の設定温度にもよりますので、後は自分の好みの硬さになるように、調整してください。
またスプーンやスティックなどをヨーグルトに挿して、凍らせる方法もおすすめです。
こうすると棒付きのアイスのように、手に持って食べることができます。
ガラスのビンに入ったヨーグルトは、そのまま冷凍するとビンが割れる危険があります。
ヨーグルトを他の容器に移してから、凍らせて下さい。
まとめ
冷凍ヨーグルトは低カロリーで満腹感が得やすく、暑い夏にはアイスクリームと置き換えることで、ダイエット効果が期待できる。
冷凍ヨーグルトは乳酸菌も死滅することなく、休眠状態になっているだけで、常温に戻れば元通り健康効果が期待できる。
冷凍ヨーグルトを美味しく作るには、30分くらいを目安に冷凍すると、食べごろの硬さに作れる。