お盆に水難事故が多いのはなぜ?オカルトではない科学的な根拠も
2017/02/11
お盆には水難事故が、多くなる傾向にあります。
この理由に関しては昔から、幽霊に水の中に引きずり込まれるなど、オカルト的な言い伝えもあります。
やはりお盆には海やプールで、遊ばいないほうがいいのでしょうか?
ここではお盆に水難事故が多発する、本当の理由を探っていきます。
お盆に水難事故が多いのはなぜ?
お盆には海やプールなど、水遊びをしてはいけないという言い伝えを、聞いたことのある人は多いのではないでしょうか。
幽霊に水の中に引きずり込まれるなど、迷信めいた部分もあるので、あまり信じていない人も多いかもしれません。
しかし実際に水難事故の記録を見てみると、お盆の時期に多発しているのは、本当のことなのです。
言い伝えには、何らかの真実が隠されているものです。
お盆の水難事故に関しても、何か根拠がありそうですね。
お盆に水難事故が多いオカルト的な理由
お盆に水難事故が多い理由について、オカルト的な見地から解説していきます。
霊は水場に集まりやすいので、海やプールなどは霊が多い場所なのです。
それに加えて、過去の水難事故で亡くなった方がいれば、それが地縛霊となっていることも考えられます。
実際に海などの水場で写真を撮ると、心霊写真が撮れることも多いようです。
そしてお盆という、時期的な問題があります。
お盆はあの世からこの世に、死者の霊が帰ってくる期間です。
きちんと供養されている霊はいいのですが、供養されずに成仏できない霊もいるはずです。
特に水難事故などの不慮の事故で亡くなった霊は、この世に未練を残してる霊が多いでしょう。
そういう霊は悪霊となり、生きている人間に危害を加えようとします。
海で楽しそうに遊んでいる人間は、悪霊の格好のターゲットになってしまいます。
悪霊はそういう人間の足を掴んで、水の中に引っ張り込んでしまうのです。
お盆には遊んでいないできちんと先祖供養をしないと、悪霊に呪われてしまうという戒めの意味があるのでしょう。
お盆に水難事故が多い科学的な理由
お盆に水難事故が多い理由は、オカルト的なものばかりでなく、科学的にもきちんと根拠があります。
毎年お盆の時期から、海が荒れる傾向にあります。
特に土用波と言われる大きな波が発生し、水難事故につながるケースが多いのです。。
土用波は遠洋で出来た、台風の影響で発生します。
お盆の時期といえば、台風シーズンが到来する時期ですから、海が荒れやくなるのです。
また離岸流という、海岸から沖に向かってできる流れも、発生しやすくなります。
離岸流に巻き込まれて、水難事故となるケースも多いです。
次に、海水温の低下があります。
海水温は毎年、お盆の時期から下がっていきます。
海水温が下がると、海で遊んでいる人間の体温も奪われ、運動機能も低下します。
そのため水に溺れる危険も、高くなってしまいます。
また足をつったり心臓麻痺の危険も高くなり、これが水難事故につながることがあります。
後はお盆はクラゲが発生する時期で、海へ行くと刺されることが多くなります。
普通のクラゲであれば刺されても、死に至るほどの毒性はありません。
しかし刺された時の痛みのショックで心臓麻痺を起こしたり、パニックになって溺れるという水難事故の事例があります。
まとめ
お盆には実際に、水難事故が多発する傾向にある。
オカルト的な理由には水場に霊が集まり、悪霊が人間に危害を加えようとして、水難事故が増える。
科学的にはお盆の時期には海が荒れだし、海水温が低下しクラゲの発生などによって、水難事故が増える。