日焼けでアレルギーが起きる?その症状と原因対策を探っていきます
2017/01/29
日焼けなど体に日光を浴びた後に、赤く腫れたり湿疹のような症状が出ることがあります。
これはただの日焼けではなく、紫外線アレルギーの可能性があります。
ここでは、その症状と原因対策を探っていきます。
日焼けでアレルギーが起きる?
日焼けなど体に日光を浴びた時に、アレルギーの症状が出ることがあります。
これは日光に含まれる紫外線が原因で、紫外線アレルギーや日光アレルギー、日光過敏症、日光性皮膚炎と言われるものです。
直接日光を浴びた肌に症状が出る場合と、それ以外の場所に症状が出る場合があります。
肌に現れる症状は主に、赤く腫れたり湿疹やかぶれなどが起こります。
痒みや痛みを伴うこともあり、悪化すればじんましんや水ぶくれが、できることもあります。
肌以外の場所だと、頭痛、発熱、吐き気、目の充血、目に異物感があり涙が出るなどの症状があります。
これらの症状を自分で、アレルギーなのかを判断するのは難しいでしょう。
自分が紫外線アレルギーかどうかを知るには、専門医で光線過敏症テストを受けて判断します。
日焼けで起きるアレルギーの原因は?
日焼けで起きる、アレルギーの原因は紫外線です。
人間の体は紫外線を浴びた時に、体内に紫外線に対する抗体を作ります。
この抗体の量が増えすぎると、アレルギーの症状が出るという内因性のものがあります。
その他にもクスリを飲んだり、日焼け止めの成分が原因で起きる外因性のものもあります。
これはそれらの成分が紫外線を吸収して光毒性を発揮し、アレルギーの症状が出ると考えられます。
日焼けで起きるアレルギーの対策は?
日焼けで起きるアレルギー(紫外線アレルギー)は、ある日突然発症します。
他の代表的なアレルギーとして、花粉症がある日突然発症するのと同じです。
この様にアレルギーというのは、ある日突然発症する危険性が高いのです。
今まで日焼けをしても症状が出ない人は、自分は大丈夫だと思い込んでいるでしょう。
その思い込みにより、特に予防をしない人も多いはずです。
しかし現代の医学では紫外線アレルギーは一度発症すると、完全に治すのはほぼ不可能です。
ですから発症する前に、予防するのが最善策と言えます。
紫外線アレルギーを予防するのは、とにかく紫外線を浴びないようにすることです。
外出時は日傘や帽子、長袖の服など、極力紫外線を避けるように工夫します。
また屋内にいる時も、窓ガラスにUVカットフィルムを貼るなど、紫外線を避ける工夫が必要です。
まとめ
日焼けで起きるアレルギーは、紫外線アレルギー(日光アレルギー)で、赤く腫れたり湿疹、頭痛、発熱、吐き気、充血などの症状が起きる。
日焼けで起きるアレルギーの原因は、紫外線を浴びることにより抗体が増えることや、クスリの服用、日焼け止めなどである。
日焼けで起きるアレルギー(紫外線アレルギー)の対策は、紫外線を浴びないようにすることである。