サンマと大根おろしは食べ合わせが悪い?ガンになるという噂の真相とは!

      2017/05/11

秋の味覚サンマは、大根おろしを添えて食べることで、何倍にもおいしく感じられます。しかしサンマと大根おろしは、食べ合わせが悪いという話を聞いたことはありませんか? ガンになるという噂もありますが、その真相はどうなのでしょう。

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サンマと大根おろしは食べ合わせが悪い?

サンマと大根おろし
 

サンマと大根おろしの食べ合わせですが、結論から言うと悪いどころか、とても良いというのが答えです。サンマと大根おろしは一緒に食べることで、美味しいだけでなく様々な健康効果もあります。その健康効果について、ひとつひとつ解説していきます。

 

消化が良くなり胃もたれを防ぐ

胃の弱い人はサンマを食べると、胃もたれを起こすことがあります。これはサンマに含まれる脂が、原因となっています。特に秋のサンマは、脂が乗っているので、胃もたれを起こしやすいのです。

サンマなど青魚全般には、EPAやDHAといった不飽和脂肪酸が、多く含まれています。不飽和脂肪酸は血液をサラサラにしてくれる良い脂なのですが、量が多いと胃の粘膜を覆って消化を阻害し、胃もたれを起こしやすくするのです。

そんな胃もたれを予防してくれるのが、大根おろしに含まれるジアスターゼという消化酵素です。ジアスターゼはデンプンを分解する酵素で、胃もたれや胸焼け消化不良に効果があります。サンマと大根おろしを一緒に食べると、消化が良くなり胃もたれを防いでくれるのです。

ジアスターゼは胃薬にも使われている成分ですので、その効果はお墨付きです。しかし空気に触れると酸化しやすいので、大根おろしはなるべく食べる直線にすりおろすようにしましょう。

 

脂の酸化を防ぐ

サンマに含まれるEPAやDHAといった不飽和脂肪酸は、体に良い脂なのですが酸化しやすいという欠点もあります。不飽和脂肪酸は酸化すると、過酸化脂質となり活性酸素を作り細胞を傷つけます。

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そんな不飽和脂肪酸の酸化を防いでくれるのが、大根おろしに含まれているビタミンCです。ビタミンCは抗酸化性のビタミンであり、EPAやDHAの酸化を防いでくれます。ただし、ビタミンCは空気に触れると酸化してしまうので、食べる直前に大根おろしをすりおろすようにしましょう。

 

発がん性物質を吸着して排除する

サンマを焼いて焦げ目ができると、発がん性物質であるトリプP-1が生成されます。しかし大根おろしに含まれる食物繊維は、このトリプP-1を吸着して排出してくれます。また大根おろしには、ペルオキシダーゼという酵素が含まれており、この酵素にはトリプP-1を分解する作用があります。

 

サンマと大根おろしを一緒に食べるとガンになる?

サンマと大根おろしを一緒に食べると、ガンになるという噂を聞いたことはありませんか? この噂の根拠は、ニトロソアミンという発がん性物質にあります。ニトロソアミンは、ジメチルアミンと亜硝酸ナトリウムが反応して生成されます。

サンマにはジメチルアミンが含まれており、大根おろしには亜硝酸ナトリウムが含まれているので、一緒に食べるとニトロソアミンが生成されてガンになるというのが、この噂の真相です。

しかし実際は大根おろしに含まれるビタミンCによって、ニトロソアミンの生成が抑制されることが分かっています。つまりサンマと大根おろしを一緒に食べても、ガンになる心配はしなくても大丈夫そうです。

ちなみに大根のビタミンCは、皮の近くに多く含まれています。大根おろしを作るときは、皮ごとすりおろしたほうが、より多くのビタミンCを摂取することができます。それでも心配という人は、さらにレモン汁をかけて、ビタミンCを強化しましょう。

 

まとめ

サンマと大根おろしの食べ合わせは美味しいだけでなく、様々な健康効果もあり非常に良い。

その効果は消化が良くなり胃もたれを防ぐこと、脂の酸化を防ぐこと、発がん性物質を吸着して排除することである。

サンマと大根おろしを一緒に食べるとガンになるという噂は、あまり心配しなくていい。

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