水不足が頭痛の原因?普段の水分補給で事前の予防を!
2017/02/24
水不足が頭痛の原因に、なることがあります。
頭痛は、日本人の3人に1人が悩んでいるという、身近な病気です。
それにも関わらず、頭痛薬を飲んで痛みを抑えるだけという、対処法をしている人がほとんどです。
普段の水分補給で、頭痛が抑えられるかもしれません。
水不足が頭痛の原因?
頭痛にもいろいろな種類がありますが、ここでは慢性型の頭痛を扱います。
慢性型以外の頭痛は、脳の病気などが原因となっているので、速やかに治療を行う必要があります。
原因として考えられるのは、くも膜下出血や脳梗塞、脳腫瘍など、命に危険を及ぼすものが多いので、注意が必要です。
ここでの本題は水不足で慢性的な頭痛が、起きやすくなっているとうことです。
慢性的な頭痛も、様々な原因が引き金になって、起きています。
例えば、首や肩のコリ、疲労、ストレス、冷え、暑さ、ニオイ、光や音の刺激など、数えればキリがありません。
いずれにせよ何らかの原因で、脳の中の血管が拡張して、神経を刺激して起きるのが頭痛です。
このとき水不足の人はこのような症状が、起きやすくなっている可能姓があります。
水不足になると血液の粘度が高くなり、ドロドロ状態になって血液が流れにくくなります。
こうなると脳は酸素不足になり、頭痛になりやすくなるのです。
しかし全ての人が水不足で、頭痛になっているわけではありません。
逆に水分の摂り過ぎで、頭痛になることもあるので、注意が必要です。
自分が水不足で頭痛になっているのかは、自分自身で見極める必要があります。
まず普段からあまり水分補給をしないなど、自分自身の生活習慣から推測ができるでしょう。
それで水不足の疑いがある方は、頭痛になったときに多めに水を飲むことです。
これで頭痛の症状が和らいだり治ったりすれば、水不足で頭痛が起きている可能性が高いのです。
水不足の頭痛を予防する水分補給の仕方
水不足による頭痛を予防するには、普段からこまめに水分補給をすることが大事です。
しかし水分補給と言っても、飲み物ならば何でもいいということではありません。
飲み物によっては、逆効果になってしまうものもあるので、注意が必要です。
まずビールなどのアルコール飲料は、利尿作用があるので避けるようにして下さい。
ビールを1リットル飲むと、1.2リットルの水分を排出するという、データが有ります。
これでは水分補給してるつもりが、逆に脱水症になることもあります。
アルコールの飲み過ぎで頭痛が起きるのも、水不足が関係しています。
コーヒーや紅茶など、カフェインが入っている飲み物も、水分補給に向いていません。
カフェインもアルコールと同じで、利尿作用があります。
そして糖分の多い清涼飲料水なども、水分補給には不向きです。
糖分を大量に摂取すると中性脂肪が増えて、血液がドロドロ状態になってしまいます。
頭痛の予防のために、血液のドロドロ状態を改善しようとしているのに、これでは本末転倒です。
それでは何を飲めばいいのかと言えば、やはり水分補給には水が一番適しています。
それも常温水や白湯などを、少しずつ飲むようにして下さい。
実際に海外の研究で頭痛に悩んでいる患者が、毎日1.5リットルの水を飲むことで、頭痛の頻度が減ったり症状が緩和したという結果が出ています。
まとめ
水不足により脳の血流が悪くなり、頭痛の原因となっていることがある。
水分の摂り過ぎでも、頭痛になるので注意が必要。
頭痛になった時に水を多めに飲んで、症状が緩和したり治れば、水不足の可能性が高い。
水不足の頭痛を予防するためには、アルコールやカフェイン、清涼飲料水などはさけ、常温水や白湯などで水分補給する。