そら豆は皮ごと食べる?栄養はあるの?美味しいレシピとは?
2019/07/14
そら豆は、皮ごと食べますか?
私の周りには、皮ごと食べる派と食べない派の両方がいます。
しかしそら豆の皮に栄養があれば、なるべく皮ごと食べたいものです。
そら豆を皮ごと食べる、美味しいレシピも調べました。
そら豆は皮ごと食べる?
そら豆は皮ごと食べるか食べないかは、個人の好みによります。
私も昔は、そら豆の皮は食べない派でした。
そら豆の中味の柔らかい部分だけの方が、美味しく感じるし、そら豆の皮の固い感じが苦手です。
しかしそら豆を皮ごと食べる人は、皮の固さが中味の柔らかい部分を引き立てるのがいいそうです。
それにそら豆の皮を剥くのが、面倒くさいという人も多いですね。
どちらが美味しく感じるかというのは、個人の好みの問題ですので、自分が美味しいと思う食べ方をすればいいと思います。
しかし気になるのは、そら豆の皮の栄養についてです。
そら豆を皮ごと食べる人の中には、そら豆の皮には栄養があるから、捨てるのはもったいないと言う人がいます。
確かに栄養があるなら、皮ごと食べた方がいいですよね。
そら豆の皮の栄養については、次項で詳しく説明します。
それでも私は皮の固い感じが苦手で、そら豆を皮ごと食べるのは嫌だなと思っていました。
そこで、そら豆を皮ごと美味しく食べるレシピを調べて、今では皮ごと食べれるようになりました。
そら豆は栄養豊富な食べ物ですので、皮ごと美味しくいただきましょう。
そら豆の皮に栄養はあるの?
そら豆の含まれる主な栄養は、タンパク質、鉄分、カリウム、カロテン、ビタミンB群、ビタミンC、食物繊維などです。
特にビタミンB2は、豆類の中でも含有量が多くなっています。
ビタミンB2は子供の成長促進や、肌や粘膜を作るのに欠かせない栄養素です。
また鉄分などのミネラルも豊富で、女性に多い貧血の予防などにも役立ちます。
その中でも、そら豆の皮に多く含まれる栄養素は食物繊維です。
食物繊維は血糖値の上昇を抑えたり、腹持ちを良くする効果があり、健康面にも美容面にも欠かせない栄養素です。
特に食物繊維は腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果があります。
腸内の老廃物や毒素を吸着して排出するので、デトックス効果も期待できます。
食物繊維が不足すると、便秘や肥満、糖尿病、動脈硬化、肌荒れなどの症状が出ることがあります。
食物繊維の1日の摂取量の目安は、成人男性で19g以上、成人女性で17g以上です。
しかし現代人は野菜不足の人が多く、この食物繊維の摂取量をクリアーできていない人が多いようです。
そら豆を食べるときは皮ごと食べて、食物繊維の不足分を補ってみてはいかがでしょう。
そら豆を皮ごと美味しく食べるレシピ
そら豆の皮は固くて苦手という人のために、皮ごとでも美味しく食べれるレシピを紹介します。
新鮮なものを塩茹でする
一番オーソドックスなレシピとして、新鮮なそら豆を塩茹でします。
そら豆を塩茹で食べる時のポイントは、新鮮なそら豆を選ぶことです。
そら豆の皮は、時間が経つと固くなってしまうので、新鮮な柔らかいそら豆を選んで下さい。
鞘から出して時間が経つと固くなるので、茹でる直前に鞘から豆を出します。
豆を出したら、お尻の黒い部分から真ん中あたりまで、包丁で切込みを入れます。
後は沸騰したお湯で3分程度茹でて、お塩で味付けをしてください。
新鮮なそら豆ならこれだけでも、美味しく皮ごと食べられます。
そら豆の煮付け
そら豆を煮付ければ、皮も柔らかくなります。
そら豆のお尻の黒い部分から真ん中あたりまで、切込みを入れてから煮込みます。
最初はだし汁で、柔らかくなるまで煮込みます。
柔らかくなったら、砂糖、みりん、酒、醤油などで、好みの味に味付けして下さい。後は10分ほど煮込めば、出来上がりです。
そら豆の天ぷら
そら豆を天ぷらにすると、皮まで美味しくいただけます。
普通の天ぷらの要領でそら豆を衣につけて、後はてんぷら油で揚げるだけです。
お塩や醤油など、お好みでお召し上がり下さい。
焼きそら豆
そら豆は焼いても、皮ごと美味しく食べられます。
鞘の両端をカットして、鞘ごと中火で焼いて下さい。
両面よく焼いたら、鞘から豆を出して食べます。
塩などお好みで、味付けして下さい。
まとめ
そら豆を皮ごと食べるかは、個人の好みによる。
そら豆は栄養豊富な食べ物であり、中でも皮には食物繊維が豊富に含まれている。
現代人は食物繊維不足の人が多いので、そら豆を皮ごと食べて食物繊維を補給すると良い。
そら豆を皮ごと美味しく食べるには、新鮮なものを選ぶとよい。
塩茹、煮付け、天ぷら、焼きそら豆などのレシピにすると、そら豆を皮ごと美味しく食べられる。