入学祝いのお返しはいつまで?相場はどれくらいで何がいい?
2019/06/28
入学祝いのお返しは、基本的には必要ありません。
しかし地域や親戚の慣習で、お返しをしているところもあります。
その場合に入学祝いのお返しは、いつまでにすればいいのでしょうか?
また入学祝いのお返しの相場と、何がいいかについてまとめています。
入学祝いのお返しはいつまで?
入学祝いのお返しを内祝いとして贈る場合は、遅くとも入学式から1か月以内に贈くるのがマナーです。
しかし実際は入学式から1か月も経ってしまうと、かなり遅いと感じてしまいます。
入学祝いを贈ってくれた相手も、子供が無事に入学式が終わったかと、気にかけてくれていることでしょう。
ですから入学祝いのお返しは入学式が終わってから、なるべく早く贈ったほうが無難です。
できれば入学式が終わってから、1週間以内程度を目安に入学祝いのお返しを贈ってください。
また入学祝いを早く受け取った場合には、入学式が終わる前にお返しを贈りたくなるかもしれませんが、これも良くありません。
内祝いはお祝い事があった後に贈るものなので、お返しは必ず入学式が終わってから贈って下さい。
ただし入学祝いを受け取ったときは、なるべく早くお礼の電話を入れておきましょう。
このとき入学祝いを頂いた本人であるお子さんにも、きちんと御礼の言葉を言わせて下さい。
入学祝いのお返しを贈る時のポイントは、内祝いとして贈ることにあります。
最近では、入学式のお返しと内祝いを同じものように捉えている人が多いのですが、本来は別の意味のものです。
内祝いはお祝い事のお裾分け的な意味があり、自分の家の幸せを親戚などに分け与えるものです。
入学祝いは子供が受け取るものなので、収入のない子供がお返しをする必要はないというのが、一般的な認識です。
しかし内祝いであれば、表向きはお返しとはならないので、問題なく受け取ってもらえるはずです。
のしは紅白の水引で「内祝」と書いて、贈るようにして下さい。
入学祝いのお返しの相場はどれくらい?
入学祝いのお返しの相場は、頂いた相手により変わってきます。
知人や親戚などに入学祝いを頂いた場合に、内祝いとしてお返しをする時の相場は、頂いた額の3分の1~半額程度です。
入学祝いのお返しは本来しなくても良いものなので、高い物を贈ってしまうと逆に気を悪くされることもあります。
また祖父や祖母からの入学祝いだと、可愛い孫のために高額なお祝いが贈られることがあります。
例えば現金で10万円くらい贈られることも、珍しくはありません。
この場合には、頂いた額の3分の1~半額程度のお返しをしてしまうと、高額になってしまうため、そこまではしなくていいでしょう。
祖父や祖母が贈った入学祝いのお金は、孫のためにと贈ったお金ですから、孫のために使って欲しいはずです。
それが自分のところに数万円のお返しが来たら、そんなことにお金を使わないでくれと思うでしょう。
祖父母へのお返しが何が良いかは、次項で説明します。
入学祝いのお返しは何がいい?
入学祝いのお返しは何が良いかですが、消費してなくなる物を贈るのが一般的です。
結婚式などの内祝いでは記念に残るような、名前の入った食器などを贈ることもありますが、入学内祝いの場合はそこまでしません。
入学祝いのお返しの品で、人気があるのは食品系で、お菓子の詰め合わせやコーヒーセットなどです。
その他ではカタログギフトを贈る人も、最近は増えています。
そして入学祝いのお返しを贈る時は、品物だけを贈るのではなく、子供からの御礼のメッセージを添えるようにしましょう。
祖父母へのお返しですが、何か品物を贈りたいのであれば、他の方と同じものでもいいでしょう。
しかし祖父母には品物よりも、入学式やお祝いの品やお金で購入した物などと一緒に写真を撮って贈ると、一番喜んでもらえます。
例えばランドセルを貰ったら、入学式のときにいただいたランドセルを背負って、学校の前で撮影した写真です。
お祝い金で学習机を買ったら、そこで子供が勉強している写真などを入学祝いのお返しと一緒に、贈ってはいかがでしょう。
また子供を連れて一緒に、会食やレジャーを楽しむのもいいですね。
子供の成長した姿を見せてあげれば、何よりも喜んでもらえるのではないでしょうか。
まとめ
入学祝いのお返しは入学式から1か月以内だが、できれば入学式から1週間以内くらいを目安に贈る方が良い。
入学祝いを早く貰っても、入学式より前にお返しを贈るのはよくない。
入学祝いのお返しの相場は知人や親戚などの場合は、頂いた額の3分の1~半額程度である。
ただし祖父母などに高額のお祝いを頂いたときは、そこまでする必要はない。
入学祝いのお返しは何がいいかは、お菓子の詰め合わせやコーヒーセット、カタログギフトなどが人気がある。
祖父母への入学祝いのお返しは、入学式やお祝いの品やお金で購入した物などと一緒に撮った写真や、会食やレジャーなどが喜ばれる。