長寿の縁起物のまとめ!敬老の日のお祝いや食べ物の参考に
2018/10/25
長寿の縁起物を、まとめています。
おじいちゃんやおばあちゃんには、1日でも長く生きて欲しいという願いを込め、敬老の日のお祝いや食べ物の参考にされてみてはいかがでしょう。
長寿の縁起物のまとめ!
縁起物は良いことがあるように、祈ったり祝ったりするためのものです。
結婚式などおめでたいことがある時も、縁起物で験を担いだりします。
敬老の日には長寿にまつわる縁起物や食べ物で、お爺ちゃんおばあちゃんをお祝いするのもいいですね。
ここでは長寿にまつわる縁起物をまとめ、理由や由来などを調べています。
鶴と亀
昔から鶴は千年亀は万年と言い、長寿のシンボルとされています。
実際の寿命は長くても、鶴が30年、亀は200年程度のようです。
しかし長寿の縁起物としては、一番定着しているのではないでしょうか。
干しアワビ
干しアワビは高級食材として有名で、中国では乾鮑(カンパオ)と呼ばれています。
フカヒレ、ツバメの巣とならぶ3大食品で、お祝いごとなどの縁起物に珍重されています。
アワビは100年生きるとされており、長寿の縁起物となっています。
実際のアワビの寿命は、17~18年程度のようですが、美味しいものを食べれば、寿命が伸びるかもしれません。
そのアワビを干物にして、紐状に切って長く伸ばすことにより、長寿を願うとされています。
千代呂木(チョロギ)
千代呂木は長老木や長老喜、長老貴などの当て字も使われ、長寿の縁起物とされています。
千代呂木は漢方にも使われており、強壮作用があります。
ですから実際に食べれば、長生きできるかもしれません。
海老
海老はおせち料理にも入っているように、縁起のいい食べ物とされています。
海老は海の老と書くように、長寿のシンボルとされています。
これは海老の曲がった姿が、老人の腰の曲がった姿になぞらえています。
腰が曲がるまで、長生きして欲しいという意味です。
海老は縁起だけでなく、栄養価の高い健康長寿には良い食材です。
良質なタンパク質と各種ビタミン・ミネラルを含み、その上低カロリーの健康食材です。
また海老に含まれるDHAやEPAは、血圧を下げたり動脈硬化を予防する効果もあります。
松
松は日本ではお正月に飾られる門松など、縁起物とされています。
松は常緑樹であるため、冬でも葉を絶やさず1年中繁っています。
そのため永遠の生命の象徴として、不老長寿の縁起物とされています。
水仙
水仙は水にある仙人という意味で、中国の古典が由来になっています。
仙人というのは修行により、不老不死を得た人のことです。
そのため水仙は、長寿の縁起物とされています。
椿(ツバキ)
椿は花が根本から落ちることをなぞらえ、首が落ちるので縁起が悪いという俗説があります。
しかし本来は、魔除けの力を持つ植物とされています。
椿は葉が厚く艶やかで、それを生命力の象徴として、長寿の縁起物とされています。
しかし縁起が悪い方の俗説を信じてる方もいるので、贈り物などされるときは注意して下さい。
どちらが正しいかよりも、本人がどう思うかが大事です。
桃
桃の原産地は中国で、不老長寿の実とされています。
また桃には、病魔や災厄を寄せ付けない力もあるとされています。
不老不死の仙人が住むとされる桃源郷にも、たくさんの桃の木が生えています。