結婚式を欠席するときのマナーとは?ご祝儀や祝電はどうする?

      2019/07/10

結婚式に招待されてもやむを得ない理由で、欠席しなければならないこともあります。

結婚式を欠席する場合はマナーを守って、後々しこりを残さいないようにしたいものです。

また結婚式を欠席する時のご祝儀や、祝電についてもまとめています。

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結婚式を欠席するときのマナーとは?

結婚式

結婚式は、人生最大のイベントと言ってもいいでしょう。

それだけに結婚式を欠席したのをきっかけに、友達関係がもつれてしまったり、絶縁状態になってしまうことは珍しくありません。

 

結婚式に呼ばれるような仲であれば、それなりに深いつながりがあることでしょう。

これからも今まで通りのお付き合いをするには、最低限のマナーを守ることが重要です。


まず結婚式の欠席の連絡ですが、招待状をいただいている場合は、必ず返信はがきを出します。

この時、「御欠席」と書かれている場所の「欠席」にだけ丸をし、「御出席」と書かれているところを二本線で消します。

そしてその下の余白に、欠席の理由とお詫びのメッセージを必ず、書き添えるようにして下さい。

 

さらに欠席の連絡は返信はがきを出す前に、会うか電話などで直接話をするようにして下さい。

欠席の連絡などバツが悪いものは、メールで済ませたいと思うかもしれません。

しかしそういうことほど直接話をした方が、こちらの誠意が伝わります。

 

欠席の理由が病気や身内の不幸の場合は、相手が結婚式というお祝いであることを考慮して、はっきり言わないことがマナーとされます。

やむを得ない事情ということで、相手に察してもらうようにしましょう。

 

そして結婚式には欠席しても、新郎新婦をお祝いすることが大事です。そのためのご祝儀や電報については、次項以降で説明していきます。

 

結婚式を欠席するときのご祝儀

結婚式のご祝儀には、披露宴の料理や引出物のお返しも含まれています。

結婚式に欠席する場合は、披露宴の料理や引出物のお返しの分を差し引いた、少ない金額で大丈夫です。

欠席する場合のご祝儀の金額は、出席する場合に包む金額の半分から1/3程度を目安にします。

 

ご祝儀の相場は、友人などの場合は出席する場合で3万円、欠席する場合は1万円ぐらいです。

ただし過去に自分の結婚式でご祝儀をいただいている場合は、その金額と同額にしましょう。

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またご祝儀の代わりに、お祝いの品を贈ることもできます。

その場合のお祝いの品の金額は、上記のご祝儀の金額と同程度にします。

 

ご祝儀を渡す方法は直接会って渡すのが、一番丁寧な対応になります。

その場合は結婚式の前に、大安の日を選んで相手の自宅までお伺いして渡します。

 

直接会えない場合は、現金書留でご祝儀を送っても大丈夫です。

ご祝儀は紅白の結びきりの水引の付いたのし袋に入れて、それを現金書留封筒に入れて送ります。

ご祝儀を送る時期は、遅くとも結婚式の1週間前までに送るのがマナーです。

 

また現金書留でご祝儀を送る場合は、直接お渡しできないことのお詫びと、結婚式を欠席することのお詫びや、お祝いのメッセージなどを記した手紙を同封するといいでしょう。

 

結婚式を欠席するときの祝電

結婚式を欠席するときは、祝電を送って新郎新婦をお祝いしましょう。

祝電を送れば披露宴の最中に、祝電のメッセージを紹介してもらえることがあります。

そうすれば結婚式は欠席しても、こちらのお祝いする気持ちは伝わるはずです。

 

祝電は結婚式の前日までに、送るようにします。当日だと間に合わない場合があるので、注意して下さい。

申込みは1か月前からできるので、なるべく早めに余裕を持って申し込んでおきましょう。

 

祝電は電話で申し込む場合は、115番にダイアルします。

電話の他に今は、インターネットからも申し込むことが出来ます。(通称D-MAIL)NTT東日本(http://www.ntt-east.co.jp/dmail/)NTT西日本(http://dmail.denpo-west.ne.jp/)にアクセスしてみて下さい。

こちらのサイトに、文例集なども載っていますので、参考にされるといいでしょう。

 

祝電の料金はインターネットで申込んだほうが、割引価格が適応され安くなります。

また電話の場合は受付時間が8:00~22:00になっていますが、インターネットなら24時間申込みができます。

どちらかと言うと115番に電話するよりも、インターネットで申込んだほうが便利ですね。

 

祝電の宛先は披露宴の会場になりますので、間違えないようにしましょう。

宛名は、新郎新婦の2人の名前を連名にするのが一般的です。

 

まとめ

結婚式を欠席する場合は最低限のマナーを守って、後々しこりを残さないようにする。

招待状をいただいている場合は、必ず返信はがきで欠席の連絡をする。

返信はがきを出す前に、会うか電話で直接欠席のお詫びをすると良い。

結婚式には欠席しても、ご祝儀や祝電を送ってお祝いをする。

ご祝儀は結婚式に出席する場合の半額~1/3を目安とし、直接会って渡すか現金書留で送る。

結婚式当日は披露宴会場に、祝電を送ってお祝いする。

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