桃の節句にやることは?ひな人形や食べ物などの意味や由来とは

      2016/12/30


毎年3月3日は、桃の節句(ひな祭り)の日です。

女の子のお祝いをする日なのですが、具体的にやることは何なのでしょうか?

ひな人形や食べ物などやることについて、意味や由来を探っていきます。

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桃の節句にやることは?

桃の節句
 

桃の節句とは、女の子の健やかな成長を祝うための行事です。

元々は中国から入ってきた風習ですが、日本の流し雛や雛あそびと一緒になり、ひな祭りとも呼ばれています。

現代ではあまり形にこだわらずに、ケーキを食べたりパーティーを開いて、お祝いする家も多いようです。

時代とともに風習も変わっていくものなので、それはそれでいいと思います。

しかしここでは、本来の桃の節句でやることについて、その由来や意味などを交えて紹介していきます。

 

ひな人形を飾る

桃の節句はひな祭りとも言うように、ひな人形を飾ってお祝いをする風習があります。

ひな人形は元々流し雛と言って、厄除けのために紙で作った人形を川へ流す義式がありました。

この行事は、今でも行われている地域があります。

その後は川に流す風習はなくなり飾り雛として、人形に一生の災厄を身代わりさせるものへと変わっていきました。

そのためひな人形は結婚したときに、嫁入り道具として持たせる家もあります。

ひな人形は災厄を身代わりさせているので、結婚した後の取扱や処分の仕方が良くわからないという理由で、あえて飾らない(購入しない)という家も増えています。

また収納場所や飾る場所がないという理由で、ひな人形を買わない家もあります。

ひな人形をずっとしまいっぱなしにしていると縁起が悪いとか、何年もしまいっぱなしにしていたひな人形を出すと、災いが降りかかるなどの迷信もあります。

購入するならきちんと手入れして、年に一度は出して飾ったほうがいいでしょう。

 

桃の花を飾る

桃の節句には、桃の花を飾ってお祝いする風習があります。

元々桃の節句は旧暦の3月3日に行われており、これが今の暦では4月の頭ぐらいにあたります。

この頃にはちょうど、桃の花が咲く時期になります。

桃には邪気を祓う力があるとされ、桃の花を飾ることで災いを寄せ付けないようにする意味があります。

また中国では桃は、不老長寿の果物とされています。

桃の花を飾ることで、健康や長寿を願う意味もあります。

 

白酒や甘酒を飲む

桃の節句には、白酒や甘酒を飲む風習があります。

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元々は桃の節句の祝酒としては、桃花酒という酒に桃の花を浸したものが飲まれていました。

前述したように桃には、不老長寿や邪気を祓う力が、あるとされていたためです。

その後、江戸中期くらいから桃花酒から、白酒を飲む風習へと変化していったのです。

しかし白酒はアルコールが入っているので、子供に飲ますことはできません。

それで子供は、アルコールの入っていない甘酒を飲んで、お祝いをするようになったのです。

 

菱餅を供える

桃の節句には、菱餅をお供えする風習があります。

菱餅は白色、緑色、桃色の3色のお餅を、三段に重ねたものです。

このお餅の色にはそれぞれ意味があり、白色は清浄・子孫繁栄、緑色は健康・長寿、桃色は魔除けを意味します。

この他に、白色は雪の大地、緑色は木々の芽、赤色は生命を表し、それを食べることで、それぞれのエネルギーを取り込むという説もあります。

 

雛あられを供える

桃の節句には、雛あられをお供えする風習があります。

雛あられも菱餅と同じように、白色、緑色、桃色の3色の色が付いています。

これには菱餅を食べやすいように、砕いて作ったのが始まりという説があります。

それぞれの色の意味は、菱餅と同じです。

また雛あられには3色のものの他に、白色、緑色、赤色、黄色の4色のものもあります。

この4色は四季を表しており、1年を通しての幸せを意味しています。

 

ハマグリのお吸い物を飲む

桃の節句には、ハマグリのお吸い物を飲む風習があります。

二枚貝のハマグリの貝殻は、対になっている貝殻同士でないとピッタリと合わさりません。

それで平安時代には、貝合せという遊びも行われていました。

このことからハマグリは仲の良い夫婦の象徴とされ、良き結婚相手を見つけ一生その人と添い遂げることができるように願い、桃の節句に食べられるようになりました。

 

ちらし寿司を食べる

桃の節句には、ちらし寿司を食べる風習があります。

桃の節句にちらし寿司を食べる由来は特にないのですが、お祝い事のご馳走として食べられるようになったようです。

ちらし寿司には海老やレンコン、豆などの縁起のいい具材が使われており、祝いの席にはぴったりの食べ物です。

海老は腰が曲がっていることから、長生きの象徴とされています。

レンコンは穴が空いている事から、将来の見通しが良いとされています。

豆はまめに働くとか、魔を滅するという語呂合わせから、縁起の良い食べ物とされています。

 

まとめ

桃の節句(ひな祭り)は、女の子の健やかな成長を祝うための行事である。

現在では桃の節句にやることは形に拘らず、ケーキを食べたりパーティーでお祝いする家も多い。

元々の桃の節句にやることは、ひな人形を飾ること、桃の花を飾ること、白酒や甘酒を飲むこと、菱餅や雛あられを供えること、ハマグリのお吸い物やちらし寿司を食べることがある。

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