足が乾燥してかゆみが酷い!原因と対策を探っていきます!

      2019/06/07

足が乾燥して、かゆみが酷い時の原因と対策をまとめています。

特に冬は足の肌が乾燥しやすく、粉が吹いてしまったり、赤いポツポツができてしまうこともあります。

悪化すると痛みや出血を伴うこともあり、早めの対策が必要です。

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足が乾燥してかゆみが酷い!

足の乾燥
 

足が乾燥してかゆみが酷いときには、我慢するのは難しいものです。

血が出るまで掻いてしまったり、寝ているうちに無意識に掻いてしまうこともあります。

まずは足が乾燥する原因から、探っていきましょう。

 

足が乾燥する原因

足は人間の体の中でも、特に乾燥しやすい場所です。

足が乾燥しやすいのは皮脂腺が少なく、皮脂が出にくいからです。

足の中でも特にスネの表面は、皮脂腺が少なく乾燥しやすくなります。

これに加えて様々な生活習慣などにより、更に足の乾燥を悪化させてしまうことがあります。

 

加齢による乾燥

これは足に限ったことではありませんが、加齢によって肌にあるセラミドなどの保湿成分が減少して、乾燥しやすくなります。

さらに皮脂の分泌量も減ってくるので、肌のバリア機能が弱まり、肌の表面から水分が蒸発しやすくなり、乾燥しやすくなります。

 

ストッキングやブーツによる摩擦や刺激

女性の方は、ストッキングを履く機会も、多いでしょう。

その時ストッキングが、足の肌に摩擦や刺激を与えることがあります。

この様なストッキンによる足への摩擦や刺激は、肌の表面のバリア機能を傷つけて乾燥を招きます。

 

ストッキングの他にも、ブーツなどを履いて歩くと、スネなどが擦れることがあります。

ブーツも同様に肌のバリア機能を傷つけ、足の乾燥につながります。

 

 

お風呂での洗い過ぎ

お風呂に入った時に、足をタオルなどでゴシゴシ擦って洗いすぎると、肌の潤い成分を奪ってしまったり、肌表面を傷つけて乾燥につながります。

石鹸やボディーソープも、洗浄力の強すぎるものは、足の乾燥の原因になります。

 

ムダ毛処理による乾燥

足のムダ毛処理をするときに、カミソリを使っている方は要注意です。

カミソリを使うと、肌表面のバリア機能や角質層を傷つけます。

こうなると足が乾燥するだけでなく、肌が荒れてボロボロになってしまいます。

 

暖房器具による乾燥

冬になるとこたつやホットカーペット、床暖房など、様々な暖房器具を使うと思います。

こういった暖房器具を長時間使用すると、熱が足の水分をドンドン奪って、肌の乾燥につながります。

 

足が乾燥でかゆみが出る原因

乾燥で足がかゆくなる原因は、肌のバリア機能が弱まって、外部からの刺激に弱くなってしまうためです。

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健康な肌の表面は角質層があり、角質細胞の隙間はセラミドなど保湿成分で満たされます。

さらにその上は皮脂で覆われて、水分が蒸発しないように保護しています。

 

乾燥した肌は、この構造が壊れてしまい、バリア機能が弱まっているのです。

このような肌は、服が擦れるなどの軽い刺激でも、かゆみを感じてしまうことがあります。

 

さらに肌表面に細菌が繁殖しやすくなり、それも足にかゆみが出る原因になります。

そしてかゆいところを掻いてしまうと、それが刺激となってかゆみは強くなってしまいます。

 

足を掻くことによって、かゆみを誘発するヒスタミンが分泌され、これが足のかゆみを酷くする原因になります。

足を掻くことによって肌のバリア機能は更に破壊され、乾燥も酷くなりより敏感な肌になるという悪循環が起きます。

足を掻き過ぎれば炎症を起こしたり、出血してしまうこともあります。

 

足が乾燥でかゆみが出る対策

足が乾燥でかゆみが出る対策は、肌を刺激しないことと、保湿などスキンケアをすること、空気の乾燥を防ぐことです。

 

肌を刺激しない

肌を刺激することが、足の乾燥やかゆみにつながります。

「足が乾燥する原因」の項で解説したストッキングやブーツ、お風呂での洗い過ぎ、カミソリによるムダ毛処理、暖房器具の使いすぎに注意します。

そして何よりも、足にかゆみが出ても掻かないことが、一番大事です。

 

しかし酷いかゆみは我慢するのが難しく、無意識のうちに掻いてしまったり、寝ている時に掻いてしまうことがあります。

足に我慢できないかゆみが出た時は、冷やすことでかゆみを和らげることが出来ます。

逆に温めると痒みが増すので、冬は暖房器具が仇になることもあります。

かゆみ止め成分の入ったクリームなどもありますが、皮膚科を受診してかゆみ止めの薬などを処方してもらうといいでしょう。

 

保湿など足のスキンケアをする

保湿など足のスキンケアで、肌の乾燥対策をしましょう。

お風呂は熱いお湯に入ると、肌の皮脂が溶け出して乾燥につながるので、38~40℃くらいの温めのお湯に、15~20分以内くらいを目安にしましょう。

お風呂上がりは肌に水分が残っていると、肌の水分も一緒に蒸発して、足が乾燥しやすくなります。

なるべく早くタオルで、丁寧に水分を拭き取りましょう。

そしてその後に足に、保湿クリームを塗って肌を保湿します。

 

空気の乾燥対策

冬は空気が乾燥しているので、肌の水分が奪われて、乾燥しやすくなります。

そのため、空気の乾燥対策も重要です。

特に暖房の効いた部屋は、空気が乾燥しやすいので、注意が必要です。

空気の乾燥を防ぐには、加湿器を使って湿度を50%前後に保つようにします。

 

まとめ

足は人間の体の中でも乾燥しやすく、更に加齢、ストッキングやブーツによる摩擦や刺激、お風呂での洗い過ぎ、ムダ毛処理、暖房器具の長時間使用で、乾燥しやすくなる。

乾燥すると肌のバリア機能が弱まり、外部刺激や雑菌の繁殖により、かゆみが発生する。

足の乾燥のかゆみ対策は、肌を刺激しないこと、足を保湿すること、空気の乾燥を防ぐことがある。

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