冬の体調管理はここに気を付ける!寒さ対策や感染症に注意が必要!

      2019/06/04

冬の体調管理で、気を付けるポイントをまとめています。

冬はその寒さから、体調を崩しやすい季節です。

また空気が乾燥するため、風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどにも、感染しやすい季節です。

体調管理に気をつけて、寒い冬を乗り切りましょう!

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冬の体調管理はここに気を付ける!

冬の体調管理
 

冬の季節の特徴は、寒くて空気が乾燥することです。

この2つの要素が、冬の体調管理をしていく上で、重要なポイントになります。

以下、それぞれのポイントに分けて、解説をしていきます。

 

体を冷やさないようにする

冬の体調管理でまず重要なのは、体を冷やさないようにすることです。

 

人間の体は体温が下がると、免疫力も落ちてしまいます。

冬に色々な病気にかかりやすくなるのは、寒さで体が冷えて免疫力が低下するからです。

たった1℃体温が下がるだけで、免疫力は30%も低下するというデータもあます。

このデータからも、体を温めることの重要性が良くわかります。

 

また体が冷えることで血行が悪くなることも、健康面には悪影響を及ぼします。

血液は体の各細胞に、栄養や酸素を運ぶのと同時に、老廃物を排出する役割があります。

血行が悪ければ栄養や酸素が十分に運ばれず、老廃物も溜まっていきます。

その結果、肩や首、背中の筋肉に老廃物が溜まると、痛みや凝りという症状が現れてきます。

 

血液は内蔵など重要な器官に優先的に運ばれるため、血行不良の症状は肌や髪の毛から起こります。

しかし肌あれや抜け毛で悩んでいるうちは、まだマシかもしれません。

内蔵など体の重要な器官に影響が及べば、もっと大きな病気にかかってしまうかもしれません。

例えばお腹を冷やしてしまえば、胃腸の働きが弱くなります。

下痢や便秘を引き起こし、体力の低下につながります。

 

急激な温度変化を避ける

冬の体調管理では、急激な温度変化も避けることも重要です。

 

人間の体は急激な温度変化に弱く、様々な健康トラブルを引き起こします。

冬に多いのは、暖房の効いた暖かい部屋から、急に寒い屋外へと出たときです。

体が急激に冷やされると、血管が急激に収縮するため、血圧が一気に上昇します。

血圧の急激な上昇は、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞を引き起こす危険があります。

冬にはこの様な温度変化は家の中でも、お風呂に入るときに起きることがあります。

この辺の詳細は別記事に、冬のお風呂の注意事項(https://chienominoessence.com/799.html)をまとめてあります。

 

また急激な温度変化は自律神経に不調をきたし、寒暖差アレルギーを起こすこともあります。

寒暖差アレルギーの代表的な症状は、鼻水、頭痛、じんましん、体の痒みなどです。

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寒暖差アレルギーは、温度変化が7℃以上で発症しやすくなります。

なるべく温度変化が少なくなるように、寒い場所に行くときには防寒対策をしっかりすることです。

厚着をするのはもちろんですが、マスクなどもして調整して下さい。

 

 

水分補給も忘れずに

冬は夏ほど汗をかかないので、あまり水分補給はしなくていいと、思っている方が多いようです。

しかし冬の体調管理では、水分補給も忘れてはなりません。

 

冬は空気が乾燥しており、汗はかかなくても肌表面から、多くの水分が奪われています。

特に肌が荒れている人は、肌表面のバリア機能が弱まっているので、奪われる水分量も多くなります。

 

多くの水分が奪われれば、冬でも脱水症の危険があります。

水分補給をしないと、血の粘度も高くなり、心筋梗塞や脳梗塞などのリスクも高まります。

冬でも夏と同じように、こまめに水分補給をしましょう。

 

 

感染症を予防しよう

冬は空気が乾燥するため、風邪、インフルエンザ、ノロウイルスなど、感染症にかかりやすくなる季節です。

これらの感染症を予防するには、空気の乾燥を防ぐこと、うがい・手洗いをすることが重要です。

 

風邪やインフルエンザに感染した人が咳やくしゃみをすれば、細菌やウイルスが空気中にばらまかれます。

この細菌やウイルスは、空気が乾燥しているほど浮遊時間が長くなります。

湿度が高くなるとウイルスの浮遊時間も短くなり、感染のリスクも減っていきます。

加湿器などを使い、湿度を50%前後に保つことで、感染を予防します。

 

また外出時は細菌やウイルスを吸い込まないように、なるべくマスクを着用します。

ただしインフルエンザについては、ウイルスが非常に小さいため、一般的な不織布マスクでは効果がありません。

インフルエンザ予防専用のマスクを使用しましょう。

 

そして外出から家に帰ったら、必ずうがいをします。

うがいもインフルエンザは、ウイルスが付着してから感染するまでの時間が短く、効果は薄いとされています。

しかし風邪には効果があるので、ぜひ実践して下さい。

 

そして風邪やインフルエンザ、ノロウイルスに関しては、接触感染も予防しなければなりません。

そのため、手洗いをして感染を予防します。

最近はアルコールで手を消毒する人もいますが、ノロウイルスはアルコールで消毒できませんので、注意して下さい。

 

基本的に風邪もインフルエンザもノロウイルスも、手洗いで洗い流すことが接触感染の予防になります。

それには石鹸を使って手洗いし、指先や爪の間や指の間も丹念に洗い、流水で十分に洗い流すようにします。

 

 

まとめ

冬の体調管理のポイントは、体を冷やさないようにすること、急激な温度変化を避けること、水分補給を忘れないこと、感染症を予防することが重要。

体は冷やすと免疫力が低下したり、血行が悪くなって病気にかかりやすくなる。

急激な温度変化は、血圧の上昇で狭心症や心筋梗塞、脳梗塞を引き起したり、寒暖差アレルギーを引き起こすことがある。

冬でも空気の乾燥で水分が奪われやすいので、水分補給は忘れてはならない。

感染症は空気の保湿、マスクの着用、うがい、手洗いで予防する。

 

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