プールの塩素は肌荒れの原因になる?髪の毛や目に悪影響?対策はあるのか?

   

夏になると、プールで遊ぶ機会も多くなります。しかしプールに入った後は、何だか肌があれてしまうなんて経験はありませんか? その原因は、プールに入っている塩素かもしれません。塩素は肌荒れだけでなく、髪の毛や目にも悪影響があります。

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プールの塩素は肌荒れの原因になる?

プール

プールに行くと鼻を突く独特の刺激臭がしますが、あの臭いこそが塩素の臭いです。塩素はプールの水の消毒のために使用されますが、もしも塩素が入っていなければ大変なことになります。プール内の水には、細菌やウィルスが繁殖してしまい、病気になってしまうでしょう。

プールの安全衛生上は、大変重要な役割を果たす塩素ですが、人間の肌には肌荒れを起こすなど悪い影響があります。これについては、何で塩素で細菌などが死滅するのかを考えれば、私たちの肌にも悪影響があることがよく分かります。

塩素は水と反応することで、次亜塩素酸という化合物になります。次亜塩素酸には強力な酸化作用があり、細菌の細胞膜を破壊して死滅させます。これと同じことが、私たちの肌の細胞にも起きます。

つまり塩素の入ったプールの水に触れることで、肌の表面の細胞が死滅して、肌荒れの原因となっているのです。

 

プールの塩素は髪の毛や目にも悪影響?

前述した通り、プールの塩素は肌荒れの原因となりますが、それ以外にも髪の毛や目にも、悪影響を与えます。

髪の毛は塩素の影響で、表面のキューティクルが剥がれやすくなります。その結果、髪の毛が細くなり、ツヤのないパサパサとした髪の毛になります。また色も色素が抜けて、茶色くなります。

目に関しても、塩素が目の表面を傷つけることがあります。目の表面は外側から、油層、涙層、ムチン層という3つの層で構成され、眼球を保護ています。しかし塩素はこのムチン層を取り去ってしまい、目の表面の保護がなくなり、傷つく可能性が高くなります。

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プールの塩素対策は?

ここまででプールの塩素が肌荒れだけではなく、髪の毛や目にも悪影響があることが、分かっていただけたと思います。ここではプールの塩素対策について、お話したいと思います。

普通に考えるとプールに入った後、シャワーでよく塩素を洗い流して、水道水で目を洗えばいいと考えるかもしれませんが、それは意味がありません。なぜなら水道水にも、プールに入っている量と同じくらいの塩素が入っているからです。

特に水道水で目を洗うのは、とても危険ですのでやめてください。一昔前までは、学校のプールの授業の後でも、水道水で目を洗うように指導されていました。しかし今では塩素の危険性が指摘されて、学校でも水道水での目の洗浄は行っていません。

ここで考えなかればならないのは、私たちは普段の洗顔やお風呂でも、水道水の塩素の影響を受けているということです。毎日の生活のことですから、実はこちらの方が、プールよりも深刻な問題なのです。肌荒れで悩んでいた人の原因が、実は水道水の塩素だったということは、十分に考えられます。

水道水の塩素対策には、塩素除去シャワーヘッドを使ったり、浄水器を使う方法があります。湯船の塩素を除去するには、それ用のセラミックボールや炭などが売られています。

プールにおける対策は、目は必ずゴーグルを付けて保護し、頭はシリコン製のスイミングキャップを被って保護します。肌に関しては防ぎようがないので、プールに行く以上は、ある程度覚悟するしかありません。

自宅で塩素除去シャワーヘッドなどが準備できれば、プールに行った後に塩素除去した水で、キレイに洗い流すようにします。

 

まとめ

プールには細菌やウィルスの繁殖を防ぐため塩素が使われ、それが人間の肌にも影響し肌荒れの原因になる。

肌荒れ以外にも、髪の毛や目の表面も傷つける可能性がある。

プールの後シャワーを浴びても、水道水にも塩素が入っているので意味が無い。

特に目を水道水で洗浄するのは、危険なのでやめる。

塩素除去できるシャワーヘッドなどがあれば、塩素除去した水でキレイに洗い流す。

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