スポーツドリンクを飲むと太る?糖分は何のために入っているのか?

      2017/05/27

暑い夏の熱中症予防には、水分補給が大事です。汗とともに失われたミネラル分を補うには、スポーツドリンクが最適といいます。しかしスポーツドリンクには、糖分も含まれているようです。あまり飲み過ぎると、太るのではないかと心配になりませんか?

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スポーツドリンクを飲むと太る?

スポーツドリンク
 

スポーツドリンクを飲むと、甘い味がします。誰でも直感的にスポーツドリンクには、糖分が含まれていることが分かると思います。人工甘味料を使ったカロリーゼロの物もありますが、そうでないものは500mlのペットボトルに、20~30gの糖分が含まれています。

角砂糖1個が5gですから、角砂糖4~5個くらいの糖分が、ペットボトル1本に入っていることになります。スポーツドリンクを飲み過ぎれば、確かに太る原因になりそうですね。

 

スポーツドリンクにはなぜ糖分が入っているのか?

スポーツドリンクに糖分が入っている理由は、ひとつは味を良くして飲みやすくするためです。やはりどんなに水分補給に優れていても、味が不味くては飲みにくくなってしまいます。

そしてもう一つの理由は、糖分が入っている方が、水分が吸収されやすくなるからです。腸管内にナトリウムとブドウ糖が同時にあると、ブドウ糖は吸収されやすくなります。そして糖分が吸収されるときに、水分も引っ張られるようにして吸収されます。

日本体育協会が推奨している水分補給でも、食塩0.2%に糖分4~8%が含まれるものが適当であるとされています。恐らくスポーツドリンクも、この辺の数字を準拠にして、作られているのではないでしょうか。

そして最後に、エネルギーを補給するという理由があります。スポーツドリンクは、スポーツをしたときの水分補給を目的として、開発された飲み物です。

スポーツをした後の疲労を防ぐには、糖質を摂取することで、血糖値を維持することが必要です。スポーツをした時はエネルギー源として、大量の糖分が消費されます。スポーツドリンクは、その糖分を補う役割があります。

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通常時の水分補給にスポーツドリンクは必要か?

前述したようにスポーツをした後の水分補給には、スポーツドリンクは最適な飲み物と言えます。しかし通常時の水分補給に、スポーツドリンクは必要でしょうか?

確かにミネラルの補給は必要ですが、汗とともにミネラルが失われるのは、スポーツをした時のように一気に大量に汗をかいた時です。普通に生活をしている分には、そこまで大量の汗はかきません。

そして通常時に大してエネルギーを消費していない状態で、スポーツドリンクを飲んで糖分を過剰に摂取すれば、余った糖分は脂肪として蓄えられて太る原因となります。

つまり通常時の水分補給には、スポーツドリンクは必要なく水で十分といえます。ただし熱中症などを起こしている場合は、早急に水分とミネラルの補給が必要であり、スポーツドリンクが最適です。

 

ゼロカロリーのスポーツドリンクなら安心?

スポーツドリンクの中にも、糖類が入っていないゼロカロリーのものがあります。これなら安心だと思う方もいるかと思いますが、実はそうとも言い切れない部分があります。

ゼロカロリーのスポーツドリンクには、糖類の代わりに人工甘味料を使用しています。人工甘味料はスポーツドリンクの他にも、様々な清涼飲料水に使われています。

しかしこの人工甘味料の安全性について、専門家からは疑問の声が挙がっています。人工甘味料はカロリーゼロでありながらも、肥満ホルモンに影響を与えて、体内に脂肪を蓄えるというデータがあります。

また人工甘味料はブドウ糖よりも、インスリンの分泌量が多くなり、糖尿病のリスクを高めるというデータもあります。ゼロカロリーのスポーツドリンクなら安心と、安易に考えないほうがいいです。

 

まとめ

スポーツドリンクには500mlのペットボトルで、20~30gの糖分が含まれている。

スポーツドリンクに糖分が含まれているのは、味をよくするため、水分を吸収しやすくするため、エネルギーを補給するための3つがある。

通常時にスポーツドリンクで水分補給するのは、糖分過多となって太る原因になる。

ゼロカロリーのスポーツドリンクも、人工甘味料により太ったり糖尿病のリスクを高める危険がある。

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