梅雨入りと梅雨明けの基準とは?誰がどうやって決めているのか

      2017/06/10

最近は異常気象のような天気も多く、梅雨入りや梅雨明けが、はっきりしないことも多いですね。自分が感じている梅雨の感覚と、梅雨入り梅雨明け宣言にギャップを感じている方もいると思います。そこで梅雨入り梅雨明けの基準について、調べてみました。

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梅雨入りと梅雨明けの基準とは?

梅雨入りと梅雨明けの基準
ニュースや天気予報を見ていると、○○地方が梅雨入りしましたとか、梅雨明けしましたというニュースが、流れることがあります。これらは全て、気象庁が発表しているものです。

そもそもなぜ気象庁は、梅雨入りや梅雨明けの発表をするのでしょうか? それは梅雨に入ると大雨が増えて、災害が起こりやすくなるからです。その災害に警戒して下さいと言う意味で、気象庁は梅雨入りの発表をするのです。

また梅雨が明けると今度は、雨が少なくなり水不足の心配があります。そのため梅雨が明けたら、水不足に備えて農業用水などを備蓄しなければなりません。そういった準備を促すように、気象庁は梅雨明け宣言をしているのです。

そのような目的から考えると梅雨入りも梅雨明けも、厳密な日付は必要ないことが分かります。気象庁のホームページを覗いてみると、梅雨入りと梅雨明けのデータが記載されています。しかしそこには「○月○日ごろ」という記載がされています。

梅雨というのは自然現象ですから、徐々に変わっていくものです。その変化には、平均的に5日くらいの期間を設けることになります。その5日間のなかの真ん中の日を梅雨入り、梅雨明けの日として発表しています。この辺の情報を踏まえて、梅雨入り、梅雨明けの基準を解説していきます。

 

梅雨入りの基準

梅雨入りは地域にもよりますが、毎年だいたい6月初旬にやってきます。5月は五月晴れという言葉もあるように、晴れの日が続くことが多いです。そこから梅雨前線が張り出してきて、雨の日が多くなる変わり目を梅雨入りとします。

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この梅雨入りを決定するのは、気象庁が一週間後までの中間予報と、実際の観測結果を加味して決定します。まずは中間予報にて、雨の日が多くなりだす時期を予測します。その後実際の観測結果で、雨が降った日を元にして、梅雨入りの日を決めています。

 

梅雨明けの基準

梅雨明けも地域によりますが、毎年だいたい7月の中旬から下旬にかけてやってきます。雨続きの梅雨が終わると、カラッと晴れた夏がやってきます。この梅雨から夏への変わり目を、梅雨明けとしています。

梅雨明けを決めるのもやはり梅雨入りと一緒で、気象庁が一週間後までの中間予報と、実際の観測結果を加味して決定します。雨が降らなくなり晴れの日が多くなり出す時期を予測して、その後実際に晴れの日が続くのを観測された日を元にして、梅雨明けの日を決めています。

 

梅雨入りと梅雨明けに明確な判断基準はない

ここまで梅雨入り梅雨明けの基準を見てきて、意外と大雑把に決めていると思いますよね。実はその通りで、梅雨入り梅雨明けに明確な判断基準はないのです。

そのため6月、7月くらいに発表される梅雨入りや梅雨明けの発表は、予測という位置付けになります。その後9月に各地の気象台の観測結果を元に、再度梅雨入りと梅雨明けの時期を検討します。この結果が、正確な梅雨入りと梅雨明けの時期として、気象庁の記録に残ります。

 

梅雨入りや梅雨明けのない年もある

このように梅雨入りや梅雨明けは、かなり曖昧なものですが、年によっては梅雨入りや梅雨明けのない年もあります。

梅雨入りに関しては、太平洋高気圧の勢力が強すぎると、梅雨前線が日本列島より北上してしまいます。そしてそのまま夏に突入してしまうと、その年は梅雨入りが無しになります。

梅雨明けに関しては、オホーツク高気圧の勢力が強すぎると、梅雨前線が北上でなくなります。そしてそのまま秋に突入してしまうと、秋雨前線になってしまいます。そうするとその年は、梅雨明けが無しとなるのです。

 

まとめ

気象庁は梅雨入り後の大雨の災害や、梅雨明け後の水不足に注意を促すように、梅雨入りや梅雨明けを発表する。

梅雨入りも梅雨明けも自然現象であり、その変化に5日程の移行期間を置き、その中日を梅雨入りや梅雨明けの日としている。

梅雨入りも梅雨明けも、気象庁が一週間後までの中間予報と、実際の観測結果を加味して決定する。

梅雨入り梅雨明けには、明確な判断基準はない。

梅雨入りや、梅雨明けのない年もある。

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