サンマのはらわたは食べるべき?寄生虫がいる場合は食中毒になる?

      2017/05/13

サンマは捨てるところがないと昔の人は言って、はらわたから骨まで全て食べるのが、当たり前だったようです。しかしサンマのはらわたには寄生虫がいて、食べると食中毒になるという話も聞きます。果たしてサンマのはらわたは、食べても大丈夫なのでしょうか?

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サンマのはらわたは食べるべき?

サンマのはらわた
 

サンマのはらわたは食べるべきかですが、結論から言いますとぜひ食べて欲しい部位です。なぜならサンマのはらわたには、とても栄養があって美容効果が期待できるからです。捨ててしまっては、もったいないですよ。

ただしサンマのはらわたには、寄生虫がいるというのも、ウソではありません。毎年寄生虫による食中毒が、何件も報告されています。ここではサンマのはらわたを食べるメリットと、食中毒にならないために気を付けることを確認してい行きましょう。

 

サンマのはらわたはなぜ食べれるのか

サンマのはらわたはなぜ食べれるのかについて、まずサンマの体の構造からみていきましょう。サンマの内臓は、1本の長い消化管になっており、人間のように胃や腸などの区別はありません。

そのためサンマが食べたエサは、速やかに消化吸収され排泄されていき、内蔵内に排泄物が残りにくくなります。そのため内蔵にえぐみがなく、おいしく食べられるのです。

ただしサンマのはらわたは、一番鮮度が落ちやすい部分です。はらわたを食べるのは、新鮮なサンマだけにしておきましょう。サンマを保存する場合には、はらわたを取り除いてから保存するようにします。

 

サンマのはらわたの美容効果

サンマのはらわたには、レチノールという成分が含まれており、これが美容にとても効果があります。レチノール配合の化粧品も売られており、主にしわやたるみなどアンチエイジング対策の商品です。

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レチノールは、コラーゲンを合成するのに、必要な栄養素です。コラーゲンは年齢とともに減少して、シワやたるみの原因になります。肌にコラーゲンが増えれば、シワやたるみの改善につながります。

またレチノールはビタミンAの仲間ですので、粘膜を丈夫にする効果もあります。目元や口元にも、ハリが出てくる効果は期待できます。

また肌の再生や、皮脂量をコントロールする効果もあります。脂性でニキビや吹き出物が出来やすい方には、いいかもしれません。

 

サンマのはらわたを食べるときは寄生虫に気を付ける

サンマのはらわたには、食中毒の原因になるアニサキスが、寄生していることがあります。アニサキスは主に、サンマのはらわたにいるのですが、身の部分にも寄生していることがあります。サンマを生で食べる時は、気を付けなければなりません。

アニサキスによる食中毒は、年間500~1000件程度は報告されており、珍しい病気ではありません。アニサキスが人間の体内に入ると、胃や腸壁を突き破ろうとして、激しい腹痛が起こります。

アニサキスを死滅させるには、冷凍させるか十分に加熱することです。サンマのはらわたを食べるときは、中心部まで十分加熱してから食べましょう。間違っても、はらわたを生で食べるのだけは、やめて下さい。

サンマのはらわたにはアニサキス以外にも、サンマヒジキムシとラジノリンクスという寄生虫が、寄生していることがあります。サンマヒジキムシは黒いヒジキのような形をしており、ラジノリンクスは赤い糸のような形をしています。

これらの寄生虫については、見た目が気持ち悪いという以外は、食べても害はありません。しかし見つけたら、できるだけ取り除いたほうがいいでしょう。アニサキスと同じく加熱で死滅するので、十分加熱して食べれば大丈夫です。

 

まとめ

サンマのはらわたは1本の消化管になっており、排泄物が残りにくいので、おいしく食べることができる。

サンマのはらわたには、レチノールという成分が含まれており、美容効果が期待できる。

サンマのはらわたにはアニサキスが寄生していることがあり、食中毒の原因になるので、十分加熱してから食べる。

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