冷房による血圧変化にご注意を!夏は脳卒中や心筋梗塞が起きやすい!

      2018/09/19

夏は冷房を使うことによる血圧変化に、注意をしなければなりません。

温度変化による血圧の変動が起こりやすく、高血圧の方は脳卒中や心筋梗塞を起こしやすくなります。

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冷房による血圧変化にご注意を!

冷房による血圧変化

夏に血圧の変動が起きやすくなる原因は、冷房による急激な温度変化にあります。

冬に暖房の効いた部屋と、暖房の効いていない脱衣所などの温度差で、ヒートショックによる血圧変動で、脳梗塞や心筋梗塞を起こすことがあります。

それと同じように夏でも、冷房が原因でヒートショックによる血圧変動が起きます。

ヒートショックで問題なのは、急激な温度変化です。

夏の場合は冷房の効いた屋内と、暑い屋外との温度差が問題になります。

例えば外出から帰宅して、いきなり冷房の効いている涼しい部屋に入るとき。

もしくは、その逆が考えられます。

人間の体は暑い時は、熱を逃がしやすくするため、血管が拡張させるので、血圧が低くなります。

逆に寒い時は、熱が逃げないように血管を収縮させるので、血圧が高くなるのです。

この様な温度変化が急激に起きると、血圧が一気に上昇します。

高血圧の方は、急激な温度変化に注意が必要です。

温度の変化による血管の拡張や収縮は、自律神経がコントロールしています。

しかし急激な温度変化を何度も繰り返していると、自律神経自体の働きがおかしくなってしまいます。

すると体温調整や血圧調整が、うまくできなくなってしまいます。

これを自立神経失調症といい、クーラー病や冷房病がそれに当たります。

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冷房による血圧変動を予防しよう!

冷房による血圧変動を予防するには、とにかく温度変化を少なくすることです。

それにはエアコンなどの冷房の設定温度をなるべく高くして、室内と屋外の温度差を少なくしなければなりません。

人間は少ない温度変化であれば、体が環境変化に適応できます。

個人差もありますが、温度でいえば5℃までの変化であれば、体は適応して温度調整機能も正常に機能します。

しかし熱中症の心配もあるので、暑いのを無理に我慢するのも危険です。

冷房の設定温度の目安は28℃にして、あまり冷やし過ぎないように注意しましょう。

外出先では上着やひざ掛けを用意して、体を冷やし過ぎないように気を付けます。

 

温度変化以外に気をつけること

高血圧により起きやすい病気には、脳卒中や心筋梗塞があります。

これらの病気を防ぐためには、温度変化以外にも気を付けなければならないことがあります。

まず水分を十分に補給して、血の濃度が濃くならないようにすることです。

夏は汗をかく機会が多いので、水分補給しないと血の濃度が、どんどん濃くなっていきます。

血が濃くなっていけば血栓ができやすくなり、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まります。

そして、汗とともに失われるカリウムを摂取しましょう。

カリウムの減少は、高血圧につながります。

血圧を下げるには、塩分を控えてカリウムを摂取することが大事です。

カリウムは野菜や果物に、多く含まれています。

 

まとめ

夏は冷房の温度変化によって、血圧が変動しやすい。

ヒートショックによる血圧変動や、自立神経失調症による血圧変動がある。

冷房による血圧変動を予防するには、冷房の設定温度を高生して、温度変化を5℃以内にする、

脳卒中や心筋梗塞を予防するため、その他にも水分補給やカリウムの摂取に心がける。

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