油が原因で起きる食中毒に注意!使い古して酸化した油は危険!

      2017/03/30

油が原因で起きる食中毒もありますので、ご注意下さい。特に何度も使い古した油は、酸化しています。油が酸化すると、人体に有害な成分になり、健康を損なうおそれがあるのです。

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油が原因で起きる食中毒に注意!

油

油が原因で起きる食中毒の特徴は、食べてから比較的短時間のうちに、症状が起きることです。食中毒の原因で多い細菌性のものでは、ある程度の潜伏期間を経てから、症状が出ることが多いです。

症状としては吐き気や下痢、腹痛、胃もたれ、食欲不振などです。しかし、はっきりと食中毒だと分かるほど、強い症状は出ないことが多く、食中毒だと認識されにくいようです。

また症状の出方にも個人差があり、同じものを食べたとしても、全員に症状が出るわけではありません。殆どの人には何も起きずに、胃腸の弱い人にだけ症状が現れます。

 

食中毒の原因は酸化した油

油は酸化が進むと、風味が落ちたり味が劣化します。更に酸化が進めば、油は劣化して毒性を示し、健康を損なう恐れがあります。

油を酸化させる要因は、密閉状態や温度、光など、様々なものがあります。しかし常温で放置したとしても、十分に酸化は進みます。完全密封したとしても、容器内に空気があれば、酸化は進みます。

温度は高いほど、酸化速度は速くなります。温度が10℃上昇するごとに、酸化するスピードは2倍になります。油を何度も使い回していれば、それだけ酸化する危険は高まります。

光によっても、酸化のスピードは速まります。これは太陽光でも、蛍光灯でも同じことです。油を保管するときは、なるべく暗いところで保管することも大事です。

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油は酸化しないという説もあります

油は酸化しなという説を頑なに信じている人が、意外とたくさんいます。果たしてこの説は、正しいのでしょうか?

どうやら、油は酸化しないという説の根拠となっているのは、2008年に放送された某情報番組の実験のようです。この実験では、新品の油を日光に当てるなど、酸化しやすい条件に3日間おいて、状態を調べたようです。その結果、体に害がある酸化はないと、結論づけたようです。

この実験では酸化しやすい環境といえど、3日間しか実験していない部分がちょっと気になります。油の酸化というのは、最初はゆっくりと起こります。しかしある時点を超えたところで、酸化反応は急激に加速するのです。

イメージとしては、下のグラフのようになります。
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実験で使った油の3日後の状態が、このグラフのどこに当たるかまでは、見当がつきません。しかし個人的にはもう少し、長い時間実験をして欲しいと思うのですが、いかがでしょうか?

どの情報を信じるかは個人の自由ですので、同じ油をずっと使い続けるのもいいでしょう。しかし古い油を使った料理で、体調がおかしくなるという方は、使用を控えてみてはいかがでしょう。

他人がやった実験結果よりも、自分の体が感じたことの方が、正しいと思ってください。古い油で気持ち悪くなれば、それはあなたの体から、この油は危険だというサインが送られてきているのです。

 

まとめ

油が原因で起きる食中毒は、細菌性の食中毒などと違い、食べてすぐに起きる。

症状は吐き気や下痢、腹痛、胃もたれ、食欲不振などで、比較的軽度で済む。

食中毒の原因は、油の酸化によって起きるが、油は酸化しないという説もある。

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