アイスクリームでも食中毒が起きる!0℃でも繁殖する食中毒菌とは?

      2017/03/18

アイスクリームでも、食中毒が起きた事例があります。冷凍保存されているのもだから、安全だという気がしますよね。しかし0℃でも、繁殖する食中毒菌が存在します。ここでは、アイスクリームの食中毒について、探っていきます。

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アイスクリームでも食中毒が起きる!

アイスクリーム

アイスクリームによる食中毒は、数は少ないのですが日本国内でも起きています。そしてアメリカではアイスクリームによる食中毒で、死亡者が出たという事例もあります。

アイスクリームには一般的に、消費期限が設定されていません。この理由は冷凍保存されているため、食品を腐らすような菌が繁殖しないためです。だとすればアイスクリームでは、食中毒は起きないはずです。しかし実際には、食中毒が起きている。

この矛盾について、実際に起きた食中毒の事例を元に、解説していきます。

 

サルモネラ菌が原因で起きた食中毒

日本で起きたアイスクリームの食中毒は、サルモネラ菌が原因であることが殆どです。サルモネラ菌は食中毒の原因菌として、よく知られています。牛肉や豚肉、鶏肉、鶏卵などに、付着してることがあります。

アイスクリームの場合、原材料に生卵を使うことがあります。使用する生卵の中に、サルモネラ汚染卵があると、アイスクリームにサルモネラ菌が混入します。

サルモネラ菌は冷凍した場合、増殖こそしませんが死滅はしません。つまり製造過程でサルモネラ菌が混入してしまうと、そのままずっと残ってしまいます。それを食べればサルモネラ菌が体内に入り、食中毒を引き起こすのです。

しかし日本のアイスメーカーが、製造しているアイスクリームは、きちんと加熱殺菌されているので、安心して食べることができます。食中毒の可能性があるとすれば、自家製のアイスクリームです。

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自家製アイスクリームについては、それぞれ色々な作り方をしているので、なんとも言えません。加熱殺菌していないものも、あるかもしれません。

しかし日本では卵かけご飯など、生卵をそのまま食べることは、よくあります。それを考えれば、あまり気にしなくてもいいのかもしれません。

神経質になりすぎると、何も食べれなくなってしまいますから、後は個人の判断で決めるしかありません。

 

リステリア菌が原因で起きた食中毒

2015年にアメリカのカンザス州で、リステリア菌が原因でアイスクリームの食中毒が起きており、3人の方が亡くなられました。

リステリア菌という名前は、日本ではあまり聞き慣れない名前です。しかしアメリカでリステリア菌は、食中毒の原因の第3位になっており、年間1600人もの死亡者が出ています。

リステリア菌はサルモネラ菌などと同様に、加熱さえすればきちんと殺菌できます。しかしその反面低温に強く、0℃近くでも繁殖できるという特徴があります。

アメリカで起きた食中毒では、アイスクリームの製造過程の何処かで、リステリア菌が混入したと思われます。それが冷凍される前に、増殖したのではないかというのが、今のところの見解です。

前述したように日本のアイスメーカーでは、加熱殺菌が行われているので、リステリア菌による食中毒の心配はいりません。むしろアイスクリームよりも、他の食品のほうが食中毒の危険が高いはずです。

アメリカでもリステリア菌による食中毒が多い食品は、食肉加工品、魚介類加工品、乳製品(非加熱のもの)などです。特徴として冷蔵庫で長期で保存して、加熱せずにそのまま食べる物です。

日本でもナチュラルチーズによって、リステリア菌による集団食中毒が起きています。数は少ないですが、このような加熱せずに食べるものは、気を付けたほうがいいでしょう。

 

まとめ

アイスクリームによる食中毒は、数は少ないが報告事例はある。

日本ではサルモネラ菌による食中毒が多く、生卵から感染することが多い。

アメリカではリステリア菌により、食中毒が起きている。

サルモネラ菌もリステリア菌も、加熱殺菌されているアイスクリームは心配ない。

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