ケトン臭とはどんな臭いなのか?発生するメカニズムや対策とは?

   

糖質制限ダイエットをすると、ケトン臭(ダイエット臭)がすることがあります。ケトン臭が気になって、糖質制限ダイエットに踏み切れない人もいるでしょう。ここではケトン臭とはどんな臭いなのかと、発生するメカニズムや対策を解説しています。

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ケトン臭とはどんな臭いなのか?

ケトン臭
 

ケトン臭はどんな臭いなのかと聞かれれば、マニキュアの除光液のような臭いと答えるのが、一番近いと思います。

ただしマニキュアの除光液には、いろいろな種類があって、全てがケトン臭のような臭いがするわけではありません。マニキュアの除光液の原材料に、アセトンが使われているものが、ケトン臭に近い臭いがします。

ケトン体というのは、アセトン、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸の3つを、まとめて指します。つまりケトン臭は、アセトン臭と同じと考えても、差し支えありません。そのため、アセトンが使われているマニキュアの除光液は、ケトン臭に近い臭いがするのです。

男性の方は、マニキュアの除光液の臭いと言われても、ピンと来ないかもしれません。アセトンはマニキュアの除光液の他に、プラスチック系接着剤や塗料の溶剤、瞬間接着剤のはがし液などにも、使われています。これらの中で、原材料にアセトンが使われている物があれば、その臭いがケトン臭に近い臭いです。

ただしアセトンは低い毒性があり、第二種有機溶剤に指定されています。あまり臭いを嗅ぎ過ぎれば、健康被害が及ぶことが考えられます。できるだけアセトンの臭いは、嗅がない方がいいでしょう。

臭いを言葉で表すのは難しいのですが、ケトン臭を言葉で表すとすれば、甘酸っぱい臭いと表現できます。アセトンが含まれている物以外で、ケトン臭に近いものとしては、腐った果物の臭い、ヨーグルトの臭いなどがあります。

 

ケトン臭が発生するメカニズム

ケトン臭は別名ダイエット臭とも言い、糖質制限ダイエットをしている人に、多く発生します。

人間の体は糖質を摂取していれば、糖質から作られるグルコース(ぶどう糖)をエネルギーとして活動します。しかし糖質が入ってこなくなると、体に蓄えられた脂肪を分解してエネルギーとします。

そのため糖質制限ダイエットは、効率よく脂肪を落とせるダイエットして、急激に広まっています。しかしダイエット効果は高いのですが、口臭や体臭がキツくなるデメリットがあり、それがケトン臭です。

ケトン臭は脂肪が脂肪酸に分解された後、燃焼しきれなかったものが、ケトン体に合成されることで発生します。血液中のケトン体濃度が上がることで、呼気や汗、尿などから、ケトン臭が発生するのです。

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ケトン臭は糖質制限ダイエットを始めた、初期の頃に出やすくなります。これは体が糖質制限に慣れていないので、ケトン体の利用効率が悪いために起こります。3か月から半年くらい経過すれば、体が慣れてきてケトン体の利用効率が良くなってきます。

腎臓がケトン体を再吸収する能力も高くなり、再吸収されたケトン体は、脂肪酸に分解され、エネルギーとして消費されます。こうなると血液中のケトン体濃度が高くなっても、、ケトン臭はしなくなってきます。

 

ケトン臭の対策

ケトン臭の対策は、体の代謝を高めることが大事です。糖質制限ダイエットをしている人は、食事のことばかり気にかけて、運動をしない傾向があります。これでは、体の代謝はアップしません。

ケトン臭がするということは、ケトン体が有り余っているとうことです。このケトン体をなるべく消費してやれば、自然と血液中のケトン体濃度も下がって、ケトン臭も減っていきます。そのために、体の代謝を高めます。

ケトン体は筋肉や脳で、エネルギーとして消費されます。ですから運動を行うことで、筋肉を動かせば、ケトン体が消費できます。また運動をして筋肉量が増えれば、その分多くのケトン体を消費する事が出来ます。

一番いいのは、ウォーキングなどの有酸素運動です。できるだけ20分以上継続して、有酸素運動を行うことで、効率よくケトン体を消費できます。

ウォーキングなどの時間が取れない場合でも、普段からなるべく体を動かせば、ケトン体が消費できます。例えば足首の曲げ伸ばしや、手の平を開いたり閉じたりする運動は、デスクに座ったままでも出来ます。

またクエン酸を摂取すると、エネルギーの燃焼効率が高まります。クエン酸は柑橘類や梅干し、酢などに多く含まれています。食事の時にこういったものを食べると、クエン酸を摂取することができます。

ただし糖質制限ダイエット自体が、危険であるという意見もあります。糖質を一切取らないことで、健康被害が及ぶ可能性があります。糖質制限ダイエットを行う場合は、必ず専門家の指導のもとに、正しい方法で行って下さい。

 

まとめ

ケトン臭はマニキュアの除光液のような臭いで、甘酸っぱい臭いがする。

ケトン体はアセトン、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸の3つで、マニキュアの除光液にはアセトンが使われているので、ケトン臭に近い臭いがする。

マニキュアの除光液以外では、プラスチック系接着剤や塗料の溶剤、瞬間接着剤のはがし液などに、アセトンが使われている。

ただしアセトンは毒性があるので、あまり臭いを嗅いではいけない。

ケトン臭はアセトン臭以外では、腐った果物の臭いや、ヨーグルトの臭いに近い。

ケトン臭は糖質制限ダイエットを始めたばかりで、血液中のケトン体濃度が高くなると、発生する。

体が慣れてくると、ケトン体の消費効率がよくなり、段々ケトン臭はしなくなる。

ケトン臭の対策は、運動などをして代謝を高め、ケトン体を消費するようにする。

ウォーキングなどの有酸素運動を、20分以上続けると、効率よくケトン体を消費できる。

クエン酸を摂取すると、エネルギーの燃焼効率が高まり、ケトン体を消費しやすくなる。
糖質制限ダイエットは専門家の指導のもとに、正しい方法で行わないと危険である。

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