雨具の洗い方はどうすればいい?カッパやレインコートのお手入れ方法

      2018/06/11

雨具の洗い方を、知っていますか?

雨具は洗うと防水性や撥水性など、性能が落ちてしまうのでしょうか?

しかしカッパやレインコートなどの雨具も、洗わいないと臭くなってきます。

ここでは雨具の正しい洗い方や、お手入れの方法を紹介します。

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雨具の洗い方はどうすればいい?

雨具
 

雨具は洗うと防水性や撥水性が落ちるので、なるべく洗わないという人も多いようです。

しかしこの考えは方は、間違っています。

なぜなら雨具の撥水性というのは、汚れによって低下していくからです。

雨水というのは、空気中の汚れを含んでいるので、意外と汚れています。

そのため雨水で濡れただけでも、雨具はけっこう汚れています。

また濡れた雨具を洗わずに乾かすだけでは、雑菌やカビなどが繁殖して、臭くなってしまうことがあります。

カッパやレインコートなどの雨具も、きちんと洗って清潔にしておきましょう。

雨具の洗い方は、まずタグに記載されている洗濯表示を確認します。

ここで洗濯機マークか手洗いマークがあれば、ご家庭でそれぞれの方法で洗うことができます。

またタグには、その他の注意事項も記載されているので、きちんと確認して下さい。

 

雨具を洗濯機で洗う場合

タグに洗濯機マークか記載されていれば、雨具を洗濯機で洗うことができます。

雨具は洗濯機に入れる前に、ファスナーやベルクロは全て閉じておきます。

ファスナーやベルクロを開けておくと、破損する原因になります。

次に雨具のコード類を全て緩め、フードなど収納式になっているものは、取り出して広げておきましょう。

これをしておかないと、汚れがキレイに落ちなかったり、洗剤が残ってしまうことがあります。

傷みやすい生地の場合は、洗濯ネットを利用します。

洗剤は合成洗剤を使い、ぬるま湯で洗うほうが汚れがよく落ちます。

洗濯石鹸は生地によっては、化学反応を起こすことがあるので、避けるほうが無難です。

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次にすすぎですが、雨具は防水性能が高いので水が生地を通らず、すすぎがしづらいという欠点があります。

そのため普通のすすぎ時間だと、洗剤が残ってしまいます。

そこで通常の2倍の時間をかけて、十分にすすぎをして下さい。

最後に脱水ですが、雨具の場合は脱水機を使ってはいけません。

雨具は生地が水を通さないので、脱水機を使っても十分に脱水できないからです。

逆に脱水機に大きな負担がかかり、故障の原因となります。

 

雨具を手洗いする場合

タグに手洗いマークか記載されていれば、雨具を手洗いすることができます。

洗剤は洗濯機の時と同じで、合成洗剤をぬるま湯に混ぜて洗います。

雨具を洗剤液の中につけて、両端を持って広げたり閉じたりを繰り返して洗います。

洗濯機の時と同じで、雨具はすすぎがしづらいので、時間を掛けて十分にすすぎます。

 

雨具を乾かす

タグに乾燥機の使用が可能と表示されているものは、乾燥機を使って乾かしても大丈夫です。

乾燥機の熱は、雨具の撥水性を回復させる効果もあります。

乾燥機を使わない場合は、タオル等に雨具を挟んで、水気を吸収します。

その後雨具のシワを伸ばして、形を整えてハンガーに干します。

日干しにすると、素材によっては傷んだり変色するので、陰干しがおすすめです。

 

雨具のお手入れ方法

雨具を長持ちさせるには、普段のお手入れが大切です。

まず大事なのは、雨具を濡れたまま放置しないことです。

雨具に残った湿気は、雑菌やカビが繁殖して、嫌なニオイの原因になります。

タオルなどで水分を拭き取り、必ずハンガーに掛けて、陰干しして乾かしましょう。

汗や泥などの汚れは、こまめに拭きとってキレイにしておきます。

撥水性が落ちてきた時は、撥水スプレーを使います。

撥水性は摩耗によっても劣化しますので、使っていれば必ず劣化していきます。

傷や破れがある場合は早めに、補修用のリペアシートを使って補修します。

放っておくと傷や破れは、どんどん広がってしまいます。

 

まとめ

雨具は汚れると撥水性が落ちるので、きちんと洗って清潔にしたほうが良い。

雨具の洗い方は、洗濯タグの表示を見て確認する

すすぎがしづらいので時間をかけ、脱水機は使用しない。

普段から手入れして、雨具が長持ちするようにする。

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