汗を抑えるハッカ油とは?スプレーの作り方や使い方まとめ!

      2019/07/13


汗を抑える、ハッカ油の効果をご存知でしょうか?

汗っかきの方や汗のニオイでお悩みの方には、ハッカ油の対策を是非お試しください。

ここではハッカ油スプレーの作り方や、使い方に付いてもまとめています。

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汗を抑えるハッカ油とは?

ハッカ
 

ハッカ油とは、植物のハッカから抽出したオイルです。

ハッカは英語ではミントといい、それに含まれるスーッとする成分がメントールです。

ハッカ油はアメやガムなどのお菓子や、シャンプーやスキンケア商品などにも使われています。

 

このハッカ油に含まれるメントールは、制汗剤にも使われている成分です。

メントール入りの制汗剤を使うと、ヒヤッとした冷たさを感じます。

これはメントールが、肌の冷たさを感じる細胞を刺激するからです。

 

つまり実際の温度は下がっていないのですが、肌の冷たさを感じる細胞を刺激することで、温度が下がっていると勘違いさせているのです。

これがハッカ油で、汗を抑えるメカニズムです。

 

さらに凄いのはハッカ油のメントールには、殺菌・消臭効果もあることです。

これにより汗による嫌なニオイなども、抑える効果が期待できます。

ハッカ油は消臭スプレーとして、使うこともできます。

 

またハッカ油のスーッとするメントールの香りは、虫が嫌うニオイでもあります。

デング熱を媒介する蚊も、ハッカのニオイが苦手で、近寄ってこなくなります。

ハッカ油は、虫よけにも使えます。

 

しかしハッカ油を使う上で注意しなければならないのは、冷たく感じるだけで実際の温度は下がっていないという部分です。

汗をかくのは、体に溜まった熱を放出するためです。

 

実際の体温は高いのに、暑さを感じないというのは、とても危険なことです。

暑いのに汗をかかずに体温調整できないと、熱中症になる危険もあります。

 

ですから夏の暑い日などは、ハッカ油に頼りすぎるのはよくありません。

外出時は日傘や帽子などを使い強い日差しから身を守ったり、エアコンを使った暑さ対策などもしっかりしましょう。

 

ハッカ油スプレーの作り方

ハッカ油スプレーの作り方は、とても簡単です。

用意するのは①ハッカ油②無水エタノール③精製水④スプレー容器の4つだけです。

 

①ハッカ油は、ドラッグストアなどで売っています。楽天やamazonなどのネット通販でも売っており、だいたい20ml入で400~700円くらいで売っています。

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②無水エタノールは、ハッカ油と水を混ざりやすくするために使います。水と油は混ざり合わないので、水にも油にも溶ける性質を持つエタノールを使います。無水エタノールも、ドラッグストアやネット通販で購入できます。

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③精製水は、ハッカ油を薄めるために使います。ハッカ油の原液を直接肌に付けると、肌がかぶれてしまうことがあります。水道水でも大丈夫ですが、気になる方は精製水を使いましょう。精製水も、ドラッグストアやネット通販で購入できます。

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④スプレー容器は、100均などで売っているものでかまいません。

ただし材質は、ポリスチレン(PS)以外のものを選んで下さい。

ポリスチレンはハッカ油やエタノールと相性が悪いので、材質が溶け出してしまいます。

ガラス、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)などの材質のスプレー容器を選んで下さい。


作り方は容器に無水エタノール10mlを容器に入れ、そこにハッカ油を5滴ほど垂らし良くかき混ぜます。そこに精製水を90ml入れて、良くかき混ぜたら出来上がりです。

 

ハッカ油スプレーを虫除けとして使う場合は、5滴だと効果が薄いので20滴入れてください。

 

ハッカ油スプレーの使い方

ハッカ油スプレーの使い方は、基本的には肌にスプレーを吹き付けるだけです。

 

ただし肌が弱い方は、ハッカ油でかぶれてしまうこともあります。

ハッカ油スプレーを使う前にパッチテストをして、肌に異常が出ないかを確認しましょう。

 

またハッカ油スプレーは、顔には直接吹きかけないようにして下さい。

目や鼻などの粘膜に、ハッカ油が付くのは危険です。

 

そしてハッカ油の効果は、2時間程度でなくなってしまいます。

ハッカ油の効果を持続させるためには、2時間ごとにスプレーし直す必要があります。

基本的には清涼感がなくなたら、効果がなくなったと思って下さい。

 

ハッカ油スプレーは、1週間程度しか日持ちしません。

作ってから1週間くらいで、全部使い切るようにしましょう。

余った場合は、網戸など虫が侵入しそうな場所に吹き付けて、全部使い切ってしまいましょう。

また保管はなるべく、日が当たらない涼しい場所にします。

 

まとめ

ハッカ油に含まれるメントールが、肌の冷たさを感じる細胞を刺激して、汗を抑える。

ハッカ油には、殺菌、消臭、虫よけ効果もある。

ハッカ油は実際の体温を下げるわけではないので、熱中症にならないように注意が必要である。

ハッカ油スプレーの作り方は、ハッカ油と無水エタノール、精製水を混ぜるだけ。

ハッカ油スプレーの使い方は、直接肌に吹き付けるだけ。

事前にパッチテストを行い、肌に異常が出ないかを確認する。

ハッカ油は2時間程度で効果がなくなるので、2時間おきにスプレーし直す。

ハッカ油は1週間程度しか日持ちしないので、1週間以内に使い切るようにする。

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